« 足立区の中学校で行われた授業を都議が「不適切な性教育」と批判したことについて、有識者らでつくる「“人間と性”教育研究協議会」は六日、都庁で記者会見し、教育現場が萎縮するなどと懸念を表明した。 | Main | 財務省の太田理財局長はNHKが報道した通り9日の参院決算委員会で理財局職員が昨年2月ごみの撤去についてうその説明をするよう学園側に求めていたことを認め8億円値引きした経緯の説明は虚偽とはっきりしました »

東京電力福島第一原発事故で避難生活を強いられた浪江町の住民約一万五千人が申し立てた裁判外紛争解決手続きが打ち切られ申し立てに加わった住民からは和解案を拒否し続けた東電の対応に怒りの声が上がった。

「避難者の苦しみなんて東電は眼中にない」 浪江住民、ADR打ち切りに怒り

東京新聞2018年4月7日

「避難者の苦しみなんて眼中にない」-。六日、東京電力福島第一原発事故で避難生活を強いられた福島県浪江町の住民約一万五千人が申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)が打ち切られ、申し立てに加わった住民からは、和解案を拒否し続けた東電の対応に怒りの声が上がった。事故から七年あまり。住民の暮らしは今なお不安定だ。  



浪江町の自宅で車の手入れの最中、打ち切りのニュースを聞いた赤間徹さん(55)は「東電はなぜそんなに強気なのか。どちらが被害者なのか分からない」と憤った。

赤間さんは、第一原発で配管の溶接などの仕事に携わったことがあり、福島県郡山市に家族を残して町に戻った。帰還前は車で原発まで通っていた。国の紛争解決センターは、現状の月額一人十万円に一律五万円上乗せするなどの和解案を示していた。赤間さんは「慰謝料はもらっていたが往復のガソリン代に消えてしまった」と嘆く。

 

帰還しても町にはスーパーもなく、生活は非常に不便。除染も十分とはいえず、被ばくも心配だ。赤間さんは「知り合いの何人かもいったんは帰還したが、あまりに不便なので避難先に戻った。そういう状況を東電や行政にもっと知ってもらいたい」と訴えた。



◆「加害者意識ない」

福島市に避難している今野寿美雄さん(54)は「交通事故で加害者が賠償しないのと同じ。東電には加害者意識がない」と断じた。「五十をすぎて仕事もなく、貯金を崩しての暮らしは非常に苦しい」と漏らす。東電には和解案を受け入れてほしかった。「まともな賠償もないから慰謝料を求めている。これでは先が見えない」

 

埼玉県内に避難している主婦(43)は中学生と大学生の子どもがいる。打ち切りには「行き詰まっていると知っていたから驚きはない」と話す一方、原発の再稼働を推進する国への不信感は募るばかりだ。「子どもの初期被ばくの不安は抜けず、それでも子どもたちは浪江に帰りたいと言ってる。第一原発は廃炉作業中なのに勝手に終わったことにしないでほしい」

 

福島県大玉村に避難している今野秀則さん(70)は、浪江町民による集団訴訟の原告団長を務める。提訴に踏み切った理由の一つには、なかなか機能しないADRへのいら立ちがある。「東電が和解案を受け入れれば他の町にも波及しかねず、だから拒否し続けたのだろう。避難者の苦しみは眼中になく、企業の利益しか考えていない」
.

|

« 足立区の中学校で行われた授業を都議が「不適切な性教育」と批判したことについて、有識者らでつくる「“人間と性”教育研究協議会」は六日、都庁で記者会見し、教育現場が萎縮するなどと懸念を表明した。 | Main | 財務省の太田理財局長はNHKが報道した通り9日の参院決算委員会で理財局職員が昨年2月ごみの撤去についてうその説明をするよう学園側に求めていたことを認め8億円値引きした経緯の説明は虚偽とはっきりしました »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 足立区の中学校で行われた授業を都議が「不適切な性教育」と批判したことについて、有識者らでつくる「“人間と性”教育研究協議会」は六日、都庁で記者会見し、教育現場が萎縮するなどと懸念を表明した。 | Main | 財務省の太田理財局長はNHKが報道した通り9日の参院決算委員会で理財局職員が昨年2月ごみの撤去についてうその説明をするよう学園側に求めていたことを認め8億円値引きした経緯の説明は虚偽とはっきりしました »