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この解散、何も言いたくないが、やはり狂っているね。 永田町徒然草白川勝彦


この解散、何も言いたくないが、やはり狂っているね。



永田町徒然草白川勝彦17年09月19日

わが国の政治はもう狂っているので、何が起きても驚かないが、臨時国会冒頭の解散が決まったようである。これだって、またどうなるか分からない。わが国の最大の政治課題は、なんといっても北朝鮮問題である。そして、アメリカ等と力を合わせて最終制制裁決議を作ってきた、その実施を一つひとつ実際に行っていくことが、アメリカや日本の役割となった。



現に安倍首相などは、インドまでいって、制裁案実施の協力を求めた。河野外相もアラブの国に行って、同じようなお願いをしてきた。それなりの成果があったと聞いている。北朝鮮は、120カ国と国交を持っている。国交のないわが国が、そういう国に出向き、制裁に協力を求めるのは、そんなに簡単ではない筈だ。



地味で大変だが、いまの日本はここに賭けるしかない。こうした努力をする中で、北朝鮮問題の全貌が見えてくる。これが、北朝鮮問題にいま、わが国が全力を傾注することではないのか。ところが、「北朝鮮問題があるから、解散だ」というのでは、話にもならない。



民進党の前原代表は、“森友・加計”疑惑隠し解散だといった。私も、そう思う。だったら共産党がどうとか言わないで、“森友・加計”疑惑隠しのために行われる解散なのであるから、これに反対する勢力を総結集して、今回の奇襲の解散を乗り切るのに全力を傾けることだ。展望がない訳ではない。一点でも敵の攻撃に弱点があったら、そこを突くのが闘いだ。

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

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