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文科省や獣医師会には会議や面談の記録が残っていますが、内閣府には何も残っていないようです。文科省や獣医師会の言い分が間違いというなら、内閣府はきちんと証拠を出すべきです。

文科省や獣医師会には会議や面談の記録が残っていますが、内閣府には何も残っていないようです。文科省や獣医師会の言い分が間違いというなら、内閣府はきちんと証拠を出すべきです。

山本創生相、獣医師会との面談 秘書官がメモ「今はない」

東京新聞2017年7月21日

 
内閣府は二十日の民進党の会合で、国家戦略特区による獣医学部の事業者認定の二カ月前、日本獣医師会との面談で山本幸三地方創生担当相が学校法人「加計(かけ)学園」の名前を挙げ「四国で新設することになった」と伝えたとされる問題で、「同行の秘書官がメモのようなものはとったが、今はない」と説明した。 

◆「思い込みと発言混同」山本氏
 
内閣府の塩見英之参事官の説明によると、山本氏が日本獣医師会を訪れた昨年十一月十七日の会合に事務秘書官も同席。「メモみたいなもの」はつくったものの、それに基づく記録文書は作成せず、メモ自体も現在は存在しないとした。メモを破棄したのか紛失したのかには言及しなかった。
 
獣医師会の面会記録は山本氏が「(愛媛県)今治市が土地で三十六億円」「残りは加計学園の負担となった」などとして、今治市に加計学園の獣医学部が新設される前提で説明していたことになっている。
 
民進党議員からは「公務での面会であり、メモを必ず残すはずだ」と疑問視する声や「都合のいいところだけは覚えている」という批判が相次いだ。
 
これに先立ち、山本氏は内閣府で記者団の取材に対し「四国(の今治市)で決めたとは言っていない。(競合していた)京都もあり得るという話もした」と強調。「獣医師会側の思い込みと、私の発言を混同したもので、正確ではない」と反論した。
 
面会があった当時、京都産業大も京都府での新設に名乗りを上げていたことを踏まえ「私が京都もあり得ると述べたところ、獣医師会側から、進めるのなら今治市のみと明記してほしいとの発言があった」とも主張した。

◆「一校限り」要請は加計と聞いたから 獣医師会幹部
 
国家戦略特区に獣医学部を新設する条件に「一校限り」と盛り込まれた経緯について、日本獣医師会幹部は二十日、山本幸三地方創生相から、愛媛県今治市に開学を予定している「加計学園」の名前を挙げて「四国に決まった」と伝えられたため、「一校限り」の条件追加を要請した、と本紙の取材に明かした。山本氏は要請を受けた後に加計学園と京都産業大学の提案を比較して一校に絞り込んだと主張していた。
 
獣医師会によると、昨年十一月十七日の面会で、山本氏は「四国に新設」と伝えた上で、「ほっておくと京都なども続いてしまう」とも述べた。この発言に、獣医師会幹部は「(新設)反対だけれども、百歩譲っても特区は今治一つだけとし、文部科学省の厳正な審査を求める」と要望したという。
 
獣医師会は面会の翌月、改めて山本氏に「一校限り」を選定条件に加えるよう文書で要請した。
 
これまで山本氏は国会などで「獣医師会の要請を受け、昨年末に提案書を比較検討し、熟度の高い今治市を候補地として今年一月四日に事業主体を公募した」と説明している。
 
獣医師会は「一連のやりとりは面会記録に残しているが、公表は差し控える」としている。 山本氏に文書で取材を申し込んだが、二十日午後十時までに回答はなかった。

◆面会時やりとり要旨
 
山本幸三地方創生担当相と獣医師会幹部の昨年十一月十七日の面会について、獣医師会がまとめたやりとりの要旨は次の通り。

<山本氏> 獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった。財政的に大丈夫か待ったをかけていたが、今治市が土地で三十六億円のほか積立金から五十億円、愛媛県が二十五億円を負担し、残りは加計学園の負担となった。
 
先端のライフサイエンスに重点を置いて、創薬に役立てる。実験動物学分野の獣医師は不足しているので、これに重点を置く。四国は感染症に関わる水際対策ができていなかったので、新設することになった。

<獣医師会・北村直人顧問> 日本獣医師会総会で決議している。認めることができない。特区による獣医学部新設には反対だ。

<獣医師会・蔵内勇夫会長> 獣医師数については国も含めて調査してきたが数は足りている。今大学をつくることは流れに逆行する。どうしてもつくるというなら国際水準を満たすものにしてほしい。

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