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加計学園の獣医学部新設計画で文部科学省内で共有したとみられるメールの写しが新たに見つかり文科省専門教育課の係長が「昨日の概要を共有しますと省内の十人余に送付したものでした。それに対して常盤豊文科省高等教育局長は同姓同名の職員は実際いるという答弁には呆れます。

加計学園の獣医学部新設計画で文部科学省内で共有したとみられるメールの写しが新たに見つかり文科省専門教育課の係長が「昨日の概要を共有しますと省内の十人余に送付したものでした。それに対して常盤豊文科省高等教育局長は同姓同名の職員は実際いるという答弁には呆れます。

添付文書には「藤原内閣府審議官との打ち合わせ概要」とのタイトルで、その中には内閣府が文科省に早期の獣医学部新設を働き掛けたとされる「官邸の最高レベルが言っている」との記述がありますが、

「加計」メール 政府、再調査を拒否 同名職員の存在は認める

東京新聞2017年6月6日
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安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡り、野党は五日の国会審議で、文部科学省内で共有したとみられるメールの写しが新たに見つかったとして、関連文書の再調査を要求したが、政府は拒否した。野党は送信者に事実を確認すれば、メールの内容の真偽を確認できると指摘したが、政府は最後まで応じなかった。  

このメールは民進党が入手し、二日に写しを公表した。文科省専門教育課の係長が昨年九月二十七日に「昨日の概要を共有します」と添付ファイル付きで省内の十人余に送付した。添付文書には「藤原内閣府審議官との打ち合わせ概要」とのタイトルで、その中には内閣府が文科省に早期の獣医学部新設を働き掛けたとされる「官邸の最高レベルが言っている」との記述がある。
 
五日の衆院決算行政監視委員会で、民進党の今井雅人氏がメールの写しに記載された送信者である係長本人と受信した十人の名前を読み上げると、常盤豊文科省高等教育局長は「同姓同名の職員は実際いる」と認めざるを得なかった。
 
野党側は送信者への事実確認を求めたが、松野博一文科相は「メールを含む文書は、出所、入手経緯が明らかでない」と繰り返し、調査を拒否した。首相も「文科相が答弁した通りだ」と同調した。ただ、メールの内容の真偽を問われた松野氏は「メール等の文書は確認されなかったので、内容に触れることはしない」と述べるにとどめた。
 
文科省はメールに添付された文書について、五月に内部調査を行い、「確認できなかった」と公表した。しかし、聞き取りは関係部署の局長や審議官、課長ら七人にとどまるなど限定的で、調査は不十分だと批判された。その後、前川喜平前事務次官がこの文書について「文科省幹部の間で共有されていた」と証言した。前川氏の証言後、政府は調査を拒否している。
 
首相は野党から学部新設計画への関与を尋ねられると「私の意向は入りようがない」と重ねて否定した。


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