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今回行革に熱心と言われます河野氏を担当相に起用していますがこれは来年の参院選に向けての行革に目配りしているというポーズです。何度も無駄と言われて来た 高速増殖炉「もんじゅ」もそのまま継続されるでしょう

トラブル続きでほとんど運転実績のない高速増殖炉 「 もんじゅ 」は何度も無駄と言われて来ましたが、現在でも膨大な国費が投入されています。



今回行革に熱心と言われます河野氏を担当相に起用していますが、これは、来年の参院選に向けての、行革に目配りしているというポーズです。



原発予算の点検 政策転換する出発点に

(北海道新聞)

 

政府の行政改革推進会議が税金の無駄遣いを公開で点検する「秋のレビュー」で、原子力関連予算が取り上げられ、ずさんな実態の一端が浮き彫りにされた。

 

レビューの目的は中央省庁の予算の有効性の検証であり、政策の是非を論ずる場ではない。だが、表面に出てきた問題には必ず背景がある。初のレビューに臨んだ河野太郎行政改革担当相は「原子力の予算を細かくみていく口火を切りたい」と述べた。

 

個別の無駄遣いだけでなく、それを生んだ土壌に切り込み、ひいては政策転換に向けた議論の出発点としなければならない。初日は子供の学力向上や施設の耐震化といった事業も対象となったが、中でも議論が白熱したのは、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構 の関連予算だ。

 

機構は2006年、新型転換炉「ふげん」(福井県)から茨城県の再処理施設に 使用済み核燃料を輸送するため、運搬船「開栄丸」を建造した。維持管理の委託費は毎年約12億円かかる。

 

ところが、実際に運んだのは4回だけで、10年以降は全く利用されていない。室蘭港に停泊したまま休眠状態が続く。この間、ふげんは廃炉 作業が進み、再処理施設も廃止が決まった。レビューで、委託契約解除の検討を求められたのは当然だ。

 

これに対し、機構側は、トラブル続きでほとんど運転実績のない 高速増殖炉 「 もんじゅ」(福井県)の燃料運搬も視野に入れ、将来の使用可能性を主張した。事業の成功、失敗に関係なく、いずれに転んでも存続の理由をひねり出す態度には驚かされる。

 

しかも、機構は、 原子力規制委員会 から、もんじゅの運営主体として不適格と判定され、八方ふさがりの状態ではないか。無駄の根源に迫り、袋小路を脱するには、もんじゅの廃炉や、実用化の見込みのない高速増殖炉を含む核燃料サイクル 計画の見直しまで検討を進めるのが筋だ。

 

最終日のきょうは、 東京五輪 関連の予算が主要テーマとなる。五輪に便乗した事業がないか、しっかり検証してもらいたい。民主党政権の事業仕分けと異なり、レビューに強制力はない。16年度予算編成にどこまで反映させるか、政府の姿勢が問われる。

 

安倍晋三首相は、行革に熱心な河野氏を担当相に起用した。来年の参院選に向け、行革に目配りしているというポーズに終わらせるのは許されない。

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