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<安全保障 柳沢協二の目>新たな任務として検討している「駆け付け警護」は、武装勢力に襲われている人を助けに行くものです。つまり、武装勢力と戦うことを前提にしなければならない実戦任務です。

<安全保障 柳沢協二の目>武装勢力との戦闘前提

(10/25 北海道新聞)

 

来年3月までの安保関連法施行に向け、変わる日本の安全保障政策をどう考えればいいのか。安全保障問題に詳しい柳沢協二・元内閣官房副長官補に語ってもらう。

              ◇

政府が 国連平和維持活動 (PKO)で新たな任務として検討している「駆け付け警護」は、武装勢力に襲われている人を助けに行くものです。つまり、武装勢力と戦うことを前提にしなければならない実戦任務です。自衛隊員が危険にさらされ「戦死者」が出ることも覚悟しなければなりません。同時に、隊員が相手を殺害してしまう可能性もあります。

 

政府は「慎重の上にも慎重を期したい」とし、 南スーダン に派遣しているPKO部隊の任務に加える時期について、来夏の参院選後に先送りすることも検討しているようです。これは、隊員に被害が出るなど、参院選に影響を与える不測の事態が起きる可能性を認識している表れでしょう。

 

この任務の一番難しい点は、目の前にいる敵と撃ち合う可能性があるということです。何キロか離れた敵の陣地に砲弾を撃ち込む従来の訓練ではなく、非常に近い距離で敵と撃ち合う訓練を重ねる必要がある。

 

目の前に、襲われていて助けるべき人と、襲っている人が両方いる。その状況の中で冷静に目標を選別し、撃つことが重要になります。銃撃戦でもパニックにならないよう、引き金を引くことが当たり前になるよう訓練しなければならない。これまでと全く次元が異なる任務なのです。

 

駆け付け警護は、現地の治安が悪化すればするほど必要性が増す仕事です。任務を一度請け負えば、治安悪化を理由にPKOの業務を中断したり、部隊を撤収することが難しくなりかねないのです。

 

駆け付け警護だけでも多くの論点が積み残されたまま、安倍政権は安全保障関連法を成立させました。政府自身が関連法についての説明不足を認めています。まず臨時国会を開き、国民に説明する姿勢を示すべきではないでしょうか。



 やなぎさわ・きょうじ 46年生まれ。東大法学部卒業後、旧防衛庁に入り、運用局長、官房長などを歴任。04~09年に安全保障担当の官房副長官補を務めた。


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