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安倍総理の70年談話は殆ど何を言いたいのか、伝わって来ませんでしたが、天皇陛下お言葉「過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省と共に」は、とても心に響きました。

安倍総理の70年談話は殆ど何を言いたいのか、伝わって来ませんでしたが、天皇陛下お言葉「過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省と共に」は、とても心に響きました。



戦後70年 天皇陛下お言葉 思い表れた「深い反省」思い深く 節目の年、戦争風化危惧

(08/16 北海道新聞)


天皇陛下は15日の戦没者追悼式のお言葉で、初めて「さきの大戦に対する深い反省」を盛り込んだ。戦後70年、天皇陛下は戦争の記憶の風化が進んでいることを強く危惧しているとされ、「この大事な節目の年に最も伝えたい言葉を選んだ」(側近)とみられる。天皇陛下が、全国戦没者追悼式における「お言葉」に、追悼式で「深い反省」に言及したのは、即位後初めてである。

 

「過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省と共に」との表現には、実際に戦争を知る世代が少なくなる中、惨禍を決して繰り返してはならないという強い思いが込められたのだろう。

 

安倍晋三首相が14日発表した戦後70年談話には「痛切な反省」や「心からのおわび」の文言こそあったが、「わが国は」「繰り返し…表明してきました」と間接的な表現にとどめた。過去形にしたことについても、批判がある。

 

それに比べて、陛下のお言葉は短いながらも率直だ。「深い反省」というメッセージを、しっかりと受け止めたい。陛下は1992年10月に訪中した際の晩さん会や、94年3月に韓国大統領を迎えた宮中晩さん会でも、「深い反省」と述べている。

 

ただ、戦後70年の節目を迎える今年は、戦争体験を風化させてはならないとの思いをとりわけ強めていたようだ。新年に当たっての感想では、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」と、具体的な史実を取り上げた。

 

そして4月には、皇后さまとともに、太平洋戦争の激戦地だったパラオ共和国のペリリュー島を訪問する。81歳の陛下の同島訪問については、宿泊施設も万全ではないため周囲には心配する向きもあったが、自ら一部の行事出席を控えるなどして体調を整えたそうだ。

 

出発前には太平洋地域の激しい戦闘に触れて「このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います」と話し、現地では日米双方の慰霊碑に花を手向けた。戦没者追悼式における「深い反省」は、こうした陛下の一連の発言や行動と軌を一にしている。

 

今年のお言葉は、「苦難に満ちた往時」としてきた従来の表現も「戦後という、この長い期間における国民の尊い歩み」と、分かりやすく具体的な表現に変更した。お言葉ににじむ陛下の思いは、国内だけでなく海外の人々にも、戦後70年という節目の大切さを伝えたに違いない。


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