« 今回のイラン核問題の包括的解決の為にウィーンで交渉を続けてきた6カ国(米英仏露中独)のメンバ-を見れば、戦勝5カ国連合軍に敗戦国ドイツが入っている事を見逃す事は出来ません。 | Main | 戦争法案が議論は尽くされたと強調して衆院で可決されましたが、自衛隊が 集団的自衛権 を行使し米艦船を防護する際、首相と防衛大臣の答弁が食い違う根幹部分の法案が全く曖昧なもので拡大解釈出来るものです。 »

今回の戦争法案で、イラク戦争で派遣されたサマワでの現状は資料が黒塗りされて、全く公開されていませんので、北海道新聞に掲載された元自衛隊員の人々の声に真摯に向き合いたいと思います。

今回の戦争法案で、サマワでの現状は資料が黒塗りされて、全く公開されていませんので、北海道新聞に掲載された元自衛隊員の人々の声に真摯に向き合いたいと思います。



自衛隊札幌病院から衛生隊長としてサマワに派遣され、現在は開業医の脇山博之さん(56)=東京都目黒区=は、国会審議が隊員の心の問題に目を向けていないと指摘しています。脇山さんは「現地で隊員たちはずっとハイ(興奮した)な状態だった」と証言。昼夜を問わず銃声が響き、現地の病院に行くときも、市民の中に敵が紛れ込んでいるのではないかという不安があった。「誰が敵か分からない。まさに戦場だった」と振り返えっています。

実際、政府は今国会で、イラク派遣とアフガン戦争時のインド洋での給油活動に携わった自衛隊員のうち計56人が在職中に自殺したと明らかにしています。

 

脇山さんは「今後、危険な任務になればなるほど隊員の心の傷は深くなる。それを支える覚悟が政治家に、この国にあるのだろうか」と、急ぎ足の法案採決に疑問を投げかけています。



また、名寄駐屯地からサマワに派遣された名寄市の門馬有道さん(64)は、集団的自衛権の行使を認める安保法制が他国の侵略を止める「ブレーキ」になるとみている様ですが、国民が納得しない中での法案採決には批判的です。

「まだ国民の理解は得られていない」と思っている。それは、「自分たちは世論の反対の中でイラクへ行った。危険な場所に行く以上、せめて後輩には胸を張って堂々と行けるようにしてほしい」と云う気持ちからです。



戦地派遣、現実へまた一歩 元自衛官「危険必ず増す」 安保法案、特別委で可決

(北海道新聞)

 

安全保障関連法案 が15日の衆院特別委員会で可決され、自衛隊の戦地派遣がまた一歩、現実に近づいた。陸上自衛隊のイラク派遣のうち道内の隊員が主力を担った2004年の第1陣で、事実上の戦地と言われたサマワに駐留した元自衛官は、11年後の国会審議をどう見ているのか。取材に応じた3人は、国民の理解を得られないまま派遣されることへの懸念や隊員の心のケアの必要性を口にした。

 

「自分たちは世論の反対の中でイラクへ行った。危険な場所に行く以上、せめて後輩には胸を張って堂々と行けるようにしてほしい」。第1陣の警備小隊長として名寄駐屯地からサマワに派遣された名寄市の門馬有道さん(64)は訴えた。

 

門馬さんには忘れられない体験がある。「ズドーンと爆音が響き、足の裏から頭のてっぺんまで体ごと揺さぶられるような衝撃を受けた」。04年4月の深夜。装甲車上で警備中、宿営地の背後200メートルに迫撃砲が撃ち込まれた。「ここは演習場じゃない。戦場だ」。あらためて意識した。

 

覚悟はあった。「もしも体がバラバラになっても何か残せるように」と、出発前に白木の骨箱を手作りし、自分の毛髪と爪、写真を入れて家族に預けていた。

 

門馬さんは 集団的自衛権 の行使を認める安保法制が他国の侵略を止める「ブレーキ」になるとみるが、国民が納得しない中での法案採決には批判的だ。「まだ国民の理解は得られていない」と思っている。

 

イラク派遣の根拠となった 特別措置法 と違い、今回の法案は恒久法だ。陸自第2師団(旭川)音楽隊から派遣された旭川市の浅沼準彦(のりひこ)さん(63)は「特措法では自衛隊への指示がその都度変わる。今後は訓練も装備も充実し部隊の動きは柔軟になる」と評価。「人の体に例えれば、安保法制は頭脳、部隊は胴体や手足。頭脳が洗練されれば隊員は動きやすい」と説明した。

 

派遣当時は現地の人々への演奏活動が主な任務だったが、射撃訓練も受けた。特措法のもとでは急に銃撃を受けても、上空を狙う威嚇射撃でさえ「正当防衛 射撃」と声を発してから。「それで同僚を助けられるのか」。現地で感じた疑問は今も心に残る。

 

次男(39)は現役の自衛官。一度だけ法案をどう思うか聞いた浅沼さんに、「淡々と訓練をして備えるだけ」と答えたという。政府は今国会で、イラク派遣とアフガン戦争時のインド洋での給油活動に携わった自衛隊員のうち計56人が在職中に自殺したと明らかにした。

 

自衛隊札幌病院から衛生隊長としてサマワに派遣され、現在は開業医の脇山博之さん(56)=東京都目黒区=は、国会審議が隊員の心の問題に目を向けていないと指摘する。

 

脇山さんは「現地で隊員たちはずっとハイ(興奮した)な状態だった」と証言。昼夜を問わず銃声が響き、現地の病院に行くときも、市民の中に敵が紛れ込んでいるのではないかという不安があった。「誰が敵か分からない。まさに戦場だった」と振り返る。

 

脇山さんは「今後、危険な任務になればなるほど隊員の心の傷は深くなる。それを支える覚悟が政治家に、この国にあるのだろうか」と、急ぎ足の法案採決に疑問を投げかけた。

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