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戦前わが国の右翼反動がいかなることを行って戦争に突入していったか、そして多くの国民に筆舌に尽くしがたい塗炭の苦しみを与えたか、これを知らない者が政治を行うことなどできないのである。

本性を剥き出した安倍右翼反動内閣

15年07月04日 永田町徒然草 白川勝彦


私は政治的のプロであるから、安倍首相が右翼反動の政治家であることを最初から知っていた。だから、安倍首相が最初に総理大臣になった時から、彼とは闘わなければならないと思っていた。

その時に書いたのが【憲法改正問題講座「昭和憲法とは!?」】であった。第一次安倍内閣は1年足らずで倒れた。しかし、第二次安倍内閣ができ、昨年12月の総選挙で勝ったので必ず勢いづいてくるとみて、私は年賀状で「“ストップ the 安倍”の元年としなければならない」と宣言した。

政治を語る者は、歴史を勉強しなければならない。戦前わが国の右翼反動がいかなることを行って戦争に突入していったか、そして多くの国民に筆舌に尽くしがたい塗炭の苦しみを与えたか、これを知らない者が政治を行うことなどできないのである。安倍首相を頂点とする右翼反動の政治家たちこそ、国民にとってもっとも危険な存在なのである。残念ながら多くの国民はこの危険性に気付かず、アベノミクスなる絵に描いた餅に惑わされて安倍首相たちを“応援”してきた。

しかし、どんなに美辞麗句を用い、いくらハイカラに着飾っても、右翼反動の政治は国民からその本性を見抜かれて行き詰まる。安倍首相を頂点とする右翼反動が狙っているのは、日本国憲法の破壊である。だが多くの国民は“現在の日本があるのは憲法のお蔭”と思っているのである。日本国憲法の価値観を敵視する者が日本国民の利益を侵し、国民と敵対することになるのは必然なのである。

最近問題となった百田某の暴言騒動など、安倍首相の本性そのものなのである。安倍首相は内心では、よく言ってくれたとほくそ笑んでいるのではないか(安倍首相のあの日教組ヤジを思い出せ)。とにかく安倍内閣になってからマスコミに対する懐柔と介入は、実に露骨で“えげつない”。

特定秘密保護法の制定は、報道の自由のみならず自由主義社会の根本である“自由”を圧殺する稀代の悪法である。反自由主義こそ、右翼反動の本質である。こんな法律を平気で作るところが、安倍右翼反動政治の本性なのである。

いま国会で審議されている安保法制は、憲法9条を事実上崩壊してしまおうという法律である。戦後わが国がなぜ“専守防衛”を国是としてきたか、これも歴史と哲学を学ばなければ理解できない。国会審議の場を通じて、提出した安保法制の意義と内容を“丁寧に”説明すると安倍首相は言ってきた。しかし、安倍首相の答弁を幾ら聴いてもその意義と内容は分からない。根本が間違っているからだ。

これまで意味もなく発表されてきたマスコミの世論調査なるものが、最近では報道の世界から消えてしまった。散発的に目にする世論調査では、安保法制へ批判は高くなり、それに反比例で安倍内閣の支持率が低下している。一部の世論調査では、不支持の方が高いというものもある。新国立競技場建設問題、北朝鮮拉致問題の進捗状況、いよいよ現実となってきた原発再稼働、じわりと生活を脅かす物価上昇等々で、間違いなく安倍内閣は失速しつつある。

それでも安倍首相は安保法制を通そうとしている。80時間も審議したのだから“決めるときには決める”それが民主主義だ、というのが右翼反動の民主主義である。審議の内容とか国民の声など、彼らにとっては最初からどうでも良いことなのだ。力によって武装された権力ならば、それも良いだろう。しかし、わが国の権力は選挙によって生まれるのだ。

安倍右翼反動勢力は、自らが全有権者の4分の1の投票によってその権力を手にしたことを忘れている。全有権者の4分の3が今回の事態をどのように捉えているかで、最終的な決着が付けれる。日本国民の前に、反安倍右翼反動の旗が打ち立てられたら、安倍内閣などひとたまりもない。その可能性は十分にある。それが歴史の教訓である。安倍右翼反動政治と戦っているすべての人々に心からの連帯の挨拶を贈る。

今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。


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