ネットでフジテレビの、「池上彰緊急スペシャル! 」で韓国人をインタビューした場面の捏造が広がり、お詫びをフジテレビは番組ホームページに掲載しましたが、全く納得出来るものではありません。
ネットでフジテレビの、「池上彰緊急スペシャル! 」で韓国人をインタビューした場面の捏造が広がり、お詫びをフジテレビは番組ホームページに掲載しましたが、全く納得出来るものではありません。
バカを斬る刀より転載
http://ameblo.jp/mononofu2014/entry-11904085924.html
今月5日のフジテレビによる放送、「池上彰緊急スペシャル! 」で韓国人をインタビューした場面で、映像と異なる吹き替えを使用した件について、フジテレビは番組ホームページに「お詫び」を掲載した。
『お詫び6月5日に放送した金曜プレミアム「池上彰 緊急スペシャル!」において、韓国の方に日本についてインタビューしているVTRで、2カ所合わせて約10秒、翻訳テロップ並びに日本語吹き替えナレーションの内容と異なる映像を、誤って使用していたことが分かりました。
(1)女性がインタビューに答えるシーン
「嫌いですよ、だって韓国を苦しめたじゃないですか」と、答えている部分で、誤って、韓国を好きな理由について話している、「文化がたくさんあります。だから、外国の人がたくさん訪問してくれているようです」という映像部分を使用していました。この女性は、インタビューの別の部分で、実際に「日本が嫌いです」と答えています。
(2)男性がインタビューに答えるシーン
「日本人にはいい人もいますが、国として嫌いです」と、答えている部分で、誤って、「過去の歴史を反省せず、そういう部分が私はちょっと…」と話している映像部分を使用していました。この男性も、別の部分で実際にこのように発言しています。
いずれも、編集作業でのミスに加えて、最終チェックが不十分であったため、誤った映像を放送してしまいました。
視聴者の皆様、インタビューにご協力いただいた方々、並びに関係者の皆様にお詫び申し上げます。今後はこのようなことがないよう再発防止に努めてまいります。』
すでにネット上では、韓国語を理解できる人から多くの指摘があった。
今般の「お詫び」は、その指摘に対する回答でもあるわけだが、それでも疑問は払拭できない。
まず、(1)の女性のシーン。「文化がたくさんあります。だから、外国の人がたくさん訪問してくれているようです」というのは、韓国のことを言っているのか、日本のことを言っているのか。フジテレビは上記の通り、彼女が「韓国を好きな理由について話している」としているが果たして本当か。
http://buzzap.jp/news/20150627-fuji-ikegami-hate/
こちらのサイトの中では、「日本は」という主語が出てきている。
その女性に日本についてインタビューした映像なら、日本について話していると解釈するのが自然ではある。
http://netgeek.biz/archives/41345
こちらでは、「なんと正しくは日本を褒める内容だったのだ。そういえば笑顔で話していたので、そちらのほうが納得がいく」とされている。
日本について、「文化がたくさんあります。だから、外国の人がたくさん訪問してくれているようです」と言っているなら、それは日本を褒めているわけで、番組の趣旨とはかけ離れていることになる。
仮に彼女が真実「嫌いですよ、だって韓国を苦しめたじゃないですか」と言っていたとしても、「悪いばかりではない」ということを言っているわけで、悪口だけを強調した放送内容は、やはり歪曲されたものと言わざるを得ない。
(1)(2)ともに、「実際にそのように発言している」とのことなので、フジテレビはその映像をきちんと公開すべきである。
フジテレビにも、報道番組ならいくらでもある。そこでその映像を公開して、「お詫び」の内容が間違いないことを説明すべきである。
もしそれができないならば、疑問、疑念をさらに呼ぶこととなる。歪曲・捏造報道をウソでごまかそうとしている・・・わけではないですよね、フジテレビさん。
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