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粛々官房長官が、沖縄知事に粛々と進めるとは、本土から沖縄を見た上から目線だと言われて、これからは使わない様にすると言いましたが

粛々官房長官が、沖縄知事に粛々と進めるとは、本土から沖縄を見た上から目線だと言われて、これからは使わない様にすると言いましたが、この粛々と云う言葉について北海道新聞に載っていましたので、転載します。



上から目線

(04/07 北海道新聞 卓上四季)



粛々は、もともと「しずしずと」とか「厳かに」といった意味だ。頼山陽が川中島の合戦を詠んだ詩句「鞭声(べんせい)粛々夜河(かわ)を過(わた)る」で扱ったのが有名だろう。敵に気づかれないよう、静かに馬に鞭(むち)を当てる情景が浮かぶ。



しかし、時とともに苦境にある政治家がよく使うようになった。今では「困難な状況でもやり続けること」も指すそうだ(円満字(えんまんじ)二郎著「政治家はなぜ『粛々』を好むのか」)。自らを鼓舞する意味合いもあるのか。



菅義偉官房長官は沖縄・米軍普天間基地の辺野古への移設を「粛々と進める」と述べた。真意はともかく、会談した翁長雄志(おながたけし)知事には「上から目線」としか映らなかった。



心理学者の榎本博明さんは著書で、「上から目線」を感じるのは、独り善がりで何でも決めつける態度、人の気持ちに無頓着で他人の言い分も聞かずに一方的に命じる態度を挙げる。



基地問題の原点は沖縄全体の負担軽減のはず。普天間が返還されても新基地を県内に設けるのでは、納得できまい。かつて振興費を受けながら移設を認めない沖縄を「わがまま」と言う人もいた。日米同盟という錦の御旗の前では、地元の願いも私益と切り捨てられるのではたまらない。



米軍専用施設の75%は沖縄に集中しているが、自衛隊との共用施設も含む面積は道内が最大だ。南北にしわ寄せが及ぶ現実。上からモノを言う人には下からにらみ上げるしかない。

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