これ程重要な政策を決めたり、今後決めようとしている中で、低投票率がささやかれている日本は、ほんとに民主主義の国なのでしょうかこれでは明治から続く武士の官僚国家は永遠に続く様な気がします
これ程重要な政策を決めたり、今後決めようとしている中で、低投票率がささやかれている日本は、ほんとに民主主義の国なのでしょうか。
日本は歴史的に民衆が勝ちとった民主主義でなく、明治維新は各藩の下級武士が武力で日本を統一し、その維新を起こした武士が官僚になりました。そして、戦後は米国から平和憲法と民主主義を与えてられました。全て自ら勝ち取った民主主義で無い事が、国政選挙で国の形や政策を変えようと云う気持ちが起こらないと思います。これでは明治から続く武士の官僚国家は永遠に続く様な気がします。
師走の街、訴え素通り 公示後初の週末閑散 「なぜ今」有権者不満
(北海道新聞)
衆院選は6日、公示後初の週末を迎え、道内の各陣営は街頭演説や選挙カーからの連呼で支持を呼びかけた。足を止めて演説に耳を傾ける有権者の姿はまばらで、各陣営には投票率が戦後の衆院選で最低になるとの観測も広がり始めた。北海道新聞社の世論調査でも、今回の衆院選への関心度は現行の小選挙区比例代表並立制下で最も低い。「なぜ今選挙なのか」「投票先がない」―。有権者の不満の声が漏れる街頭には、奇妙な静けさが漂っている。
「選挙に行こう!」。道央のある野党候補の陣営は、投票率が選挙結果を大きく左右するとみて、6日から街頭演説時にこう書いたのぼりを掲げ始めた。
各陣営は投票率を、戦後最低の58・73%を記録した前回2012年並みか、さらに数ポイント下がると予想。札幌市内のベテラン候補は「今回は追い風も向かい風も吹いていない」と述べ、有権者の関心が低いと指摘する。
「どうせ与党が勝つ。議席数が少し変わるだけでしょ」。札幌市内のスーパー前で候補者の演説を聞いた東区のタクシー運転手男性(78)はつぶやいた。忙しい師走の選挙への不満の声も。「寒いし、何で年末なのか」。同区の会社員男性(52)は商業施設前で演説する候補者を横目に、足早に車に乗り込んだ。
北海道新聞社が2、3の両日行った全道世論調査で衆院選への関心度を尋ねたところ、「大いに関心がある」22%と「ある程度関心がある」46%を合わせた「関心派」は68%。現行の小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降で最低となった同年調査の69%をさらに下回った。
11月22、23の両日行った世論調査では今回の 衆院解散 について「評価しない」が76%に上り、道内有権者の大半が選挙に大義を感じていないことがうかがえる。有権者からは「明確な争点が見えず、支持したい政党がない」との声も漏れる。
北大大学院の中島岳志准教授(政治学)は「 アベノミクス への支持は一気に薄れているが、野党がもう一つの希望ある選択肢を示せていない。人口が減少し、経済成長が難しい中、『所得は増えなくても幸福な社会』という選択肢が見えない。積極的に投票先を選べないのでは」と分析している。
« 今回の衆院選挙では、アベノミクばか論議されて、TPPに関する事は殆ど聞こえて来ません、それは政治家やマスコミのせいばかりではありません、私たち国民が政治に関心を持たない事も原因ではないでしょうか | Main | 先日も誰に投票して良いか判らない人は「白票」を投じてください訳の分からない政党に投票しないでくださいと云うブログがありましたがこんな事をすれば一番得をするのは宗教・企業組織政党の公明と自民党だけです。 »
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