福島原発事故に伴う除染から出た汚染物質の中間貯蔵施設候補地双葉、大熊両町長に対して施設使用の3010億円の交付金を拠出する方針は「最後はお金でしょ」でした
東電福島第1原発事故に伴う除染から出た汚染物質の中間貯蔵施設候補地双葉、大熊両町長に対して施設使用の30年間で総額3010億円の交付金を拠出する方針を示した事は、石原伸晃環境相が以前問題発言と非難された、「最後はお金でしょ」でした。
中間貯蔵施設、福島に3千億円提示へ 政府、交付金3倍に増額
(北海道新聞)
東電福島第1原発事故に伴う 除染 廃棄物を保管する国の 中間貯蔵施設 建設をめぐり、石原伸晃環境相と根本匠復興相は8日、福島県郡山市で佐藤雄平知事や候補地の双葉、大熊両町長と会談し、施設使用の30年間で総額3010億円の交付金を拠出する方針を提示した。
中間貯蔵施設の交付金額は政府と福島側の交渉で最大の焦点。政府はこれまで汚染水面下で示してきた金額を3倍に増やし大幅に譲歩、難航する交渉が進展する可能性が出てきた。同知事は交付金の内容について「今後、精査していく」と述べた。大熊町の渡辺利綱町長と双葉町の伊沢史朗町長は「具体的な数字が示されたのは前進」などと語った。