« アベノミクスを絶賛していたエコノミストや評論家が期待したほど輸出が伸びず貿易が赤字に成ってあまり声が聞こえなくなりました | Main | 幌延での使用済み核燃料処分研究がだんだんきな臭くなってきました »

かつて日本には物言えぬ時代が有った事を忘れるべきではありません、現在の政治家は殆ど戦争を知らない子供達です

きょうは終戦の日です。かつて日本には物言えぬ時代が有った事を忘れるべきではありません。現在の政治家は殆ど戦争を知らない子供達です。戦前は政府に目障りな事を言ったり行動しただけで根こそぎ弾圧される言論統制がありました。思想信教の自由が制限されていた時代に有った治安維持法と、年内に施行される特定秘密保護法がダブって見えるのは不思議ではありません。

歴史の方程式2014・8・15

北海道新聞  卓上四季より

天皇陛下とキリストはどちらが尊いのか? そう聞かれても、戸惑う人が多いのではないか。信条や宗教観によって見方は違う。そもそも、比較自体が無意味だとの考えもある。

先の大戦中、こんな追及を受け「軽々しく言えません」と答え、治安維持法違反で逮捕起訴された人が札幌市内にいた。キリスト教伝道師の故浅見仙作さん。元朝日新聞記者の田中伸尚(のぶまさ)さんの「未完の戦時下抵抗」(岩波書店)で知った。

新潟県出身の浅見さんは、25歳で札幌に入植。内村鑑三の非戦主義を胸に布教をした。一審は懲役3年だったが、大審院(今の最高裁)で逆転無罪に。信教の自由が制限されていた当時でも不当逮捕は明らかだ。

治安維持法は当初、共産主義思想の浸透防止が目的だった。その後、改定と解釈で変質する。「もともと忠君愛国者」と訴える浅見さんにも容赦はなかった。政府に目障りなだけで根こそぎ弾圧する姿勢には、背筋が凍る。

年内に施行される特定秘密保護法は治安維持法とダブって見える。国の秘密の漏えいや、その働きかけがあれば罪に問える。拡大解釈で言論統制と弾圧が容易にできる。物言えぬ時代が訪れた先に待つものは何か―。

昭和史研究家の保阪正康さんは本紙でこう語っていた。「歴史の曲がり角かどうかは過去から見た方程式に当てはめるしかない」。きょうは終戦の日。その方程式を解く契機でありたい。

|

« アベノミクスを絶賛していたエコノミストや評論家が期待したほど輸出が伸びず貿易が赤字に成ってあまり声が聞こえなくなりました | Main | 幌延での使用済み核燃料処分研究がだんだんきな臭くなってきました »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« アベノミクスを絶賛していたエコノミストや評論家が期待したほど輸出が伸びず貿易が赤字に成ってあまり声が聞こえなくなりました | Main | 幌延での使用済み核燃料処分研究がだんだんきな臭くなってきました »