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原発の汚染もブロックされているので限定的に容認されると言っているのでしょうか

安倍晋三首相は「成長戦略の目玉になる」と国内でのカジノ解禁に意欲を見せました。指定された地域に限ってカジノを認める限定容認の内容。これは 何処かで聞いた言葉です。都合よくつかわれる言葉ほど危ないものはありません。原発の汚染もブロックされているので限定的に容認されると言っているのでしょうか。

“限定容認”

卓上四季(2014・6・3北海道新聞)

古代世界で最も賭博に耽(ふけ)ったのはローマ人だったともいわれる。ベズビオ火山の噴火で埋まったポンペイの居酒屋の壁には、さいころ賭博で言い争う男たちが描かれ、「けんかは表でやれ!」と書き添えられていたそうだ。

ルビコン川を渡る際、「賽(さい)は投げられた」と言ったと伝わるカエサルをはじめ、歴代皇帝は賭博を好んだらしい。奴隷剣闘士の命まで賭けの対象になり、風刺詩人ユウェナリスは詠んだ。<悪徳がこんな豊かに実った時があったか、博奕(ばくち)がこれほど人間の心をつかんだ時が>(増川宏一著「賭博2」法政大学出版局)

詩人の詠嘆をよそに、賭博はその後も、人間の心をわしづかみにしてきた。人類とは何か?と問われたら、「賭けをする動物」と定義することもできよう。その一方、賭けで身を滅ぼし、犯罪に手を染める生き物でもある。賭博が法律で禁じられているのも、そのためだろう。

規制の歴史をひっくり返して、博奕を打とうとでもいうのか。シンガポールのカジノ施設を見学した安倍晋三首相は「成長戦略の目玉になる」と国内でのカジノ解禁に意欲を見せた。聞けば、合法化を目指す議員連盟の「最高顧問」なのだそう。解禁法案は指定された地域に限ってカジノを認める内容。何によらず“限定容認”がお好きなようだ。誰かが損をすることを前提にして繁栄を求める―。そんな社会は、まともとは思えない。

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