埋め戻し「もったいない」発言に批判続々北海道・幌延で原子力機構説明会
埋め戻し「もったいない」発言に批判続々北海道・幌延で原子力機構説明会 (北海道新聞05/27 )
何故、この様な重大なニュ-スが全国的に報道されないのでしょうか。
原発推進の政治家・官僚・学者・原子力業界は幌延深地層研究の現状を知っているのは当然ですが、原発推進に賛成の自治体や国民はどの位この事を知っているのでしょか。推進に賛成している人間でも、殆ど知らないのが現状と思います。
【幌延】日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センター(宗谷管内幌延町)は26日、幌延町で本年度の調査研究計画を地域住民に説明した。質疑応答で、同機構の理事が道、幌延町との3者協定に明記した研究終了後の地下施設埋め戻しについて「もったいない」などと発言したことに対し、センター側の見解をただす質問が相次いだ。
幌延や近隣の住民ら約100人が出席。冒頭、清水和彦所長が「3者協定が大前提。約束をしっかり守りながら最大限の成果が得られるよう計画を進めたい」とあいさつした。
住民側は「所長は協定を守ると言うが、理事の見解と違う」と反発。さらに、同機構が高レベル放射性廃棄物の回収可能性について研究を行う方針を固めたことに対しても「計画にないことをやろうとしている」と批判した。これに対し、センター側は「3者協定や当初計画に沿って研究を進める」「(来年度から5カ年の)中期計画の策定段階で、まだ何も決まっていない」などと答えた。
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