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責任野党とは与党がだした法案などが国民から見て非常に問題が有ると云う対案を出して国民に判断する機会をあたえる事です

安倍総理の責任野党の言葉は、巨大与党が強行姿勢で無いと云うアリバイ作りをやっているだけです。それに手を貸したみんなの党は分裂していっそう弱体化しました。

また、橋下代表は反対ばかり言う野党では無く、自分の党の政策を少しでも実現する為に与党と協議する事は必要と言いながら、結局は秘密保護法などでも、自公の強行採決に手を貸す事になってしまいました。

責任野党とは、与党が提出した法案や政策に対して、少しでも自分達の政策を反映させて、与党のアイバイ作りに手を貸す事ではありません。与党がだした法案などが国民から見て非常に問題が有ると云う対案を出して国民に判断する機会をあたえる事です。

責任野党 補完勢力にならぬよう(北海道新聞社説2月1日)

 

今国会の論戦で「責任野党」という言葉がしばしば登場している。安倍晋三首相が独自色の強い政策に野党の理解を求め、繰り返し使っている。問われるのは野党の姿勢だろう。政策ごとの連携を否定はしないが、与党の補完勢力になる可能性と背中合わせでもある。与党に目を光らせ、行き過ぎがあれば抑えることが野党の重要な責任である。慎重に臨んでもらいたい。

 

「責任野党」という言葉は、野党といえども国政に責任を負うべきだという意味で従来使われてきた。だが首相は答弁で「国家国民のため、政策を前に進める方向性を共有し、建設的な提案をしてくれる野党はすべて責任野党だ」と主張した。与党に協力するのが「責任野党」だと言わんばかりである。あまりにご都合主義ではないか。

 

念頭にあるのはみんなの党と日本維新の会だ。集団的自衛権の行使容認のための憲法解釈変更や、教育委員会制度の見直しなどで方向性が近い。公明党が慎重なため、両党を取り込んで推進力としたいようだ。野党にも声を掛け、謙虚な政治に見せたいのだろう。だが、数合わせで政策をごり押しする発想のままだ。批判に耳を傾け、自らの進む道を省みようとする姿勢は見えない。  やがては憲法改正に必要な衆参両院の3分の2の勢力を構築する意図も見え隠れする。

 

野党はこうした首相の意図をよく見極めなければならない。みんなの党の渡辺喜美代表は首相から提案のあった政策協議に前向きな姿勢を見せている。だが、みんなの党は昨年の参院選で原発ゼロや消費税増税の凍結などを掲げ、自民党を厳しく批判した。集団的自衛権に関する態度はあいまいだった。自民党に歩み寄る姿勢に、支持者も戸惑うのではないか。維新の会も外交・安全保障で協力姿勢を見せているが、与党に近づく前に党内の一致が先決のはずだ。

 

みんな、維新両党は昨秋の臨時国会で特定秘密保護法案をめぐり、不用意に修正に応じ、与党の強行採決の口実に使われた。安易な歩み寄りは与党に利用されるだけだ。与党側には政策ごとの連携で野党を分断する意図があることも忘れてはならない。国論を二分するような重要課題で与党に協力すれば、野党間の溝は深まる。他の政策課題でも共闘が難しくなるのは必至だ。 与党と組んだ方が自らの政策実現が近づくという思いもあろう。それで得るものと、相手を利するものとをよく考えるべきだ。党利党略よりも国民が本当に求めるものは何なのかを、判断の指針にしてほしい。

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