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日本でも、容赦ない貧困地獄がこれから本格的に始まるのだ


日本でも、容赦ない貧困地獄がこれから本格的に始まるのだ

2014年1月19日 Darkness - ダークネスより転載


もはや見過ごせなくなった事態がある。それは、日本の貧困が、そして子供たちの貧困が、驚くべき早さで、そして容赦ないスピードで進んでいることだ。


「所得が国民の平均値に満たない。目安として約137万円以下」が貧困層であると言われているが、このような所得の人たちがどんどん日本の底辺で増えている。

すでに2012年の段階で、日本の子供たちの貧困率は14.9%にもなっているということだ。


約300万人が「子供の貧困」にカウントされて、就学援助を受ける小中学生はすでに150万人を超えた。そして、今後さらに増えて行くとも言われている。


貧困は進学率にも関わってくる。年収200万円未満の家庭では、4年生大学の進学率は30%に満たない。大学に行って「遊んでいるヒマはない」という現実を如実に示している。


しかし、日本の社会では8割がサラリーマンであり、サラリーマン社会では学歴で将来が決まる。そうやって出世と高賃金の道を閉ざされた貧困層の子供は、やはり貧困層から抜け出せなくなっている。


■貧困層がより貧困に落ちる波が、待ったなしで来ている

大企業に潜り込むことができた人たちは、2013年のアベノミクスによって賃金やボーナスが数%アップしたと言われているが、これは中小企業と若年層には回らない。内閣府が2103年12月2日に出した賞与動向によると、500人以下の企業では賞与は増加しないし、むしろマイナスになったという現状がある。


この状況で消費税が引き上げられるのだから、格差は2014年4月以降さらに開いていくことになるのは必至だ。そして、それによって貧困層がより貧困に落ちる。


もはや、待ったなしでそれが起きてくる。

日本の社会では、1980年代から非正規雇用での就労者が拡大している。この非正規雇用は、企業にとって非常に便利な仕組みだった。

「出世させる必要がない」
「景気が悪いとリストラできる」
「壊れたら別の人間に入れ替えられる」


日本企業の重荷になっていた終身雇用と年功序列が外せるのだから、これほど企業にとってコスト削減になるものはない。だから、今やこの非正規雇用が主流になっている。


しかし、これは日本人の人生設計を不安定にするものだ。実際、景気が悪かった1990年代から2000年代にかけて、非正規雇用者は次々とリストラされていた。


そして、次の仕事はどう探しても正社員など見つからず、またもや非正規雇用になってしまうので、リストラされた人の多くが貧困層に転がり落ちた。


労働条件が格段に悪くなっており、それが日本人の貧困層を拡大させているのである。一方で、サラリーマンに見切りをつけて起業した人間も地獄を見ていた。

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