稲田朋美行政改革担当相は昨年の総選挙前は当時は「慰安婦」業は合法だったと述べ橋下市長の発言の後は「慰安婦制度は女性の人権に対する大変な侵害だ」と批判しています
稲田朋美行政改革担当相を検索していますとこんな面白い記事が載っていました。昨年の総選挙前は当時は「慰安婦」業は合法だったと述べ、橋下市長の発言の後は「慰安婦制度は女性の人権に対する大変な侵害だ」と批判しています。どちらが本音でしょうか。
泰然自若:ある大学非常勤講師の備忘録
http://d.hatena.ne.jp/ktaesik/20130516
それは無いでしょ稲田朋美先生2013-05-16
橋下市長の日本軍「慰安婦」をめぐる発言が国内外で批判を集めていますが、次の二つの引用文を見比べてください。
その1
「慰安婦制度は女性の人権に対する大変な侵害だ」と批判
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130515/stt13051503370002-n1.htm
その2
「慰安婦」問題については、日本の政府や軍が強制連行した事実はない、と明確に主張しなければならない。問題の核心にある「強制連行」がなかったのだから、謝罪も補償も必要ではない。当時は「慰安婦」業は合法だった。
それにもかかわらず「強制性」を認めて謝った河野談話を否定し、韓国や米国で宣伝されているような、朝鮮半島の若い女性を多数、強制連行して慰安所で性奴隷にしたといった嘘でわが国の名誉を毀損することはやめていただきたいと断固、抗議すべきである。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120831/plc12083103290002-n3.htm
一見対立するこの二つの意見ですが、同一人物である稲田朋美行政改革担当相の発言であり、共に産經新聞に掲載されています。
下の記事は2012年8月31日の記事なので、稲田先生は1年も立たない間に自らの主張を180度転換されたみたいです。選挙前で自らへの批判へと繋がることを恐れた欺瞞で無いのならば、どのような経緯で「慰安婦」問題に対する考えが劇的に変わったかについて説明する義務があるでしょう。
ここぞとばかりに橋下市長の発言を叩いてる議員は多いですが、それぞれがこの問題についてどのようなスタンスを取って来たかをチェックする必要があります。そして産經新聞にはもう少しプライドを持って頂きたい物です。権力に対するチェック機能こそが、メディアの使命ではないのでしょうか。