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矢臼別演習場での155ミリりゅう弾砲の誤射事故が起きた直後に訓練再開の一方的通告があった際、高橋はるみ知事が即座に明確な反対を表明しなかったのはどうしたわけか


沖縄の基地負担を減らす為に北海道矢臼別演習場での155ミリりゅう弾砲の実弾射撃訓練を受け入れてきた事は、沖縄に基地が存在する限り、当然の事と思いますが、基本的な操作ミスによって誤射が生じ、砲弾が演習場外に飛び出して民家がから1~2Km離れた国有地に着弾しました。

この様な、事故が起きてわずか3日で米軍は米側は「手順ミス」と簡単に説明して射撃訓練を再開しました。また、この事故が起きた直後に高橋北海道知事は何の意見も出しませんでした。米軍の訓練は訓練として、事故が起きた場合、知事は先頭に立って抗議をし、事故再発防止の為の方策を求めるべきです。

形だけの事故再発防止を申しれた事は何の意味もありません。それは米軍や国に好きにやって下さいと云う事です。

あぶり出し(北海道新聞6月16日)
<白紙に塩化コバルトなどの溶液で文字などを書いておき、火にあぶってあらわすもの>と辞書にはあるが、ミカンの搾り汁のほうがおなじみか
▼「あぶり出し」。こうしてコラムを書きながら、強い憤りも「文字」を“あぶり出す”ものなのだと気付かされる。浮き上がってくるのは「ごり押し」「傲慢(ごうまん)」「横暴」…。司令官が口にしていた「友人」「隣人」などという文字はひとかけらも見当たらない

▼米海兵隊はきのう、地元の反対を無視して、矢臼別演習場での155ミリりゅう弾砲の実弾射撃訓練を再開した。「もう砲声を響かせるな」という声は砲声によってかき消された

▼砲弾が演習場外に飛び出すなど常識では考えられない。米側は「手順ミス」と説明するが、日本側は独自にそれを捜査・検証したのか。国有地に落ちた弾がさく裂していたことが明らかになったのも、事故後3日もたってからだ

▼北から南に目を移せば、沖縄の地元紙は「米海兵隊のオスプレイが騒音防止協定に違反する夜間訓練を実施」と伝えている。あらためてあぶり出されているのは、米軍に免罪符を与えるがごとき「地位協定」の不条理だ

▼それにしても―。おととい訓練再開の一方的通告があった際、高橋はるみ知事が即座に明確な反対を表明しなかったのはどうしたわけか。どこかにミカン汁で書かれた白紙声明文は落ちていないか。
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