« 昨日、推計人口:2040年に全都道府県で減10年の8割にと発表されましたがこの事は確実に国が衰退していくと言っている事と思います | Main | TPPの実態は、殆ど断片的にしか報道されません。TPPの実態が見えて来るのは、天木氏の様な個人のブログが多いようです »

イラク戦争後あの戦争は何だったのかと云う検証は全くおこなわれてきませんでした

『あの戦争は何だったのか』この事はイラク戦争後、日本では殆ど検証されたり論じられたちする事はありませんでした。日本は、イラクに水を補給しただけと云う言葉だで終わっている様に感じます。

しかし、いち早くアメリカブッシュ大統領のイラク攻撃に支持を表明したブレア-元首相のイギリスでは、あの戦争に参加した事は間違いだったと云う検証が行われています。

しかし同じ様に支持を直ぐに表明した日本の小泉元総理に対しての検証は全く行われて来ませんでした。この事に疑問呈した『あの戦争は何だったのか』と云う記事が北海道新聞に掲載されました。

(北海道新聞 異聞風聞3月31日)
過去のことより、目先の株高だ、経済成長だー。アベノミクスのにわか景気に浮かれる向きにはミニバブルの空気が漂うが、筆者は過去にこだわる。
 
イラク戦争の開戟(2003年3月20日)から10年。大量破壊兵器は見つからず、結局、あれは何のための戦争だったのか。小泉純一郎首相(当時)は、なぜ真っ先に「ブッシュ(当時の米大統領)の戦争」を支持したのか。自衛隊派遺に踏み切った日本の教訓は何かー。
 
戦争を検証し、疑問に答えるのは政府の責任だが、開戦時、官房副長官の要職にあって、小泉政権を支えた安倍晋三首相にその気はない。「イラク戦争の10年と日本」と題した市民集会(20日、東京・早稲田大)で、「あの戟争」の意味を考えた。
      
「米国に追随する日本の政治があるからです。イラク戦争(の是非)への判断もなしに、米国の戦争に追随する判断だけがあった」。集会に招かれた元外交官、孤崎享さん(69)は、日本政府がいち早く戦争支持を表明した理由をこう語った。
 
孫崎さんは外務省で国際情報局長、駐イラン大使などを務めた外交のプロ。日本の戦後史を「米国からの圧力」を軸に読み解いた著書「戦後史の正体」(12年、創元社)が評判に。次の言葉は核心を突いている。

「日本では、政治課題と密接に関係する問題が検証されることはほとんどない。いま一番大きい問題は原発だが、公的に検証されない。安倍政権の目指す憲法改正、集団的自衛権行使と絡むイラク戦争もそうです」
 
米国に追随して、集団的自衛権を認めれば、日本はいずれ戦闘部隊を海外に送るのではないかー。改憲を明言する安倍政権の下で、それは孫崎さん一人の懸念ではない。平和憲法と自衛隊の海外派遺はイラク戦争から教訓を引き出す重大な論点だが、別の機会に論じる。

もう一つは「核」の問題だ。福島原発事故を経験した日本にとって、[3.11後の視点」が大事な意味を持つと思う。広島市から集会にやってきた森滝春子さん(74)=「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」共同代表=はヒロシマとイラク、そしてフクシマを結ぶ人だ。
  
「反核の父」と呼ぱれた哲学者・故森滝市郎の次女。広島で被爆し、軍事利用も平和利用も問わぬ「核絶対否定」を唱えた父の遺志を継いで活動。戦争後イラクに入り、米軍などが使用した劣化ウラン弾による住民被害を目の当たりにした。
 
劣化ウランはウラン濃縮の後に残る放射性廃棄物。兵器となった核のごみが環境を汚染し、今も人びとをむしばんでいる。集会で言った。「終わりのないイラク戦争を劣化ウラン被害が象徴しています。インフラだけじゃない、人間の破壊。広島・長崎、イラク、福島。核の絶対否定こそフクシマ後を生きる決意いでなけれぱなりません」
                 
来日したイラク人医師、ジャワッド・アルアリさん(69)は「劣化ウラン弾は、人も、自然も汚染した。その影響と見られるがんや先天性異常が増加している」と集会で訴えた。
 
森滝さんはイラク戦争開戦10年の節目に、仲間と一冊の本を編んだ。「終わらないイラク戦争 フクシマから問い直す」(13年3月20日刊、勉誠出版)。
  
「核と人類は共存できない」と題した一文で、要旨次のように書いた。「核兵器廃絶は、原発廃絶と切り離しては成立しない。核利用による被害の連鎖を問い(中略)核の絶対否定を原点に据えなけれぱならない」昨年11月、森滝さんは福島県内の被災地を歩いた。

「われわれは国の原発政策に追われた核の避難民です」そこで聞いた農家の言葉が、イラクで劣化ウラン弾の被害に苦しむ人びとの声と重なった。イラク戦争もフクシマも終わることはない。

|

« 昨日、推計人口:2040年に全都道府県で減10年の8割にと発表されましたがこの事は確実に国が衰退していくと言っている事と思います | Main | TPPの実態は、殆ど断片的にしか報道されません。TPPの実態が見えて来るのは、天木氏の様な個人のブログが多いようです »