「アベノミクス」などとマスコミの世論調査で内閣支持率が75%を超えている自民党が支持する市長候補が敗れています
「アベノミクス」などとマスコミの世論調査で内閣支持率が75%を超えている自民党が支持する市長候補が敗れる事は、やはりマスコミが捏造した支持率を流していると云う事がよく解ります。
地方では創価学会などの支援を得ている自民党が強いはずなのですが、郡山市でこのような動きになったということは、参議院選挙で予想外の結果が出てくることになるかもしれません。
元々、昨年の衆議院選挙は戦後最低の投票率でしたし、少しでも投票する人が増えてくると、自民党の体制は崩れてしまうということなのではないでしょうか。
自公:青森と郡山の2市長選で敗北 アベノミクス支持限定
(毎日新聞 2013年04月15日)
14日投開票された青森市長選と福島県郡山市長選で、自民、公明が県連や支部レベルで推薦する候補者が敗れた。青森市長選では候補者擁立過程で自民党県連内が混乱したのが一要因。郡山市長選では東京電力福島第1原発事故後の復興と除染の現状に対する不満から、現職に批判票が集まった。高支持率が続く自公政権だが、市民生活に直結する地方選で「アベノミクス効果」は限定的だったとみられる。
青森市長選では、自公が推薦する無所属新人で前青森県副知事の蝦名武氏(67)が、無所属現職の鹿内博氏(65)に約2万票差で敗れた。自民は蝦名氏と県議、前市議会議長の3人の中から1月に蝦名氏に絞ったが、市議の多くは蝦名氏と距離があり、一枚岩の態勢にならなかった。
敗因として蝦名氏は「知名度と時間がなかった」と話し、自民党の山崎力参院議員(青森選挙区)は「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)で農家の反発があるのかもしれない」と指摘した。
一方、原発事故後、初となる郡山市長選は3選を目指す無所属現職の原正夫氏(69)=自公支部推薦=と、無所属新人で団体理事の品川万里氏(68)による前回09年と同じ顔ぶれになり、原氏は約7600票差で破れた。原氏は県議や市議の大半の支援を受け、地元出身の根本匠復興相との密接ぶりを強調。安倍晋三政権の人気を追い風にしようとしたが、組織が空回りした。初当選を果たした品川氏は15日午前に記者会見し「迅速な除染方針を打ち立てたい」と語った。
兵庫・宝塚市長選、民主支持の現職再選 維新新顔届かず
<宝塚・中川氏再選>
宝塚市長選は14日、投開票され、無所属現職の中川智子氏(65)(民主支持)が、日本維新の会新人で前市議の多田浩一郎氏(40)(みんな推薦)、無所属新人で元市産業文化部長の樋之内登志氏(58)(自民推薦)、無所属で元市長の渡部完氏(54)らを破り、再選された。投票率は45・94%(前回44・20%)。当日有権者は18万3974人。
<伊丹・藤原氏3選>
伊丹市長選は14日、投開票され、現職の藤原保幸氏(58)(自民、民主、公明推薦)が、日本維新の会新人で前市議の岩城敏之氏(52)(みんな推薦)、無所属新人で元市総合政策部長の阪上聡樹氏(53)、諸派新人で元会社員の服部好広氏(61)(共産推薦)を破り、3選を果たした。投票率は、41・92%(前回無投票、前々回28・86%)。当日有権者数は15万6434人。