« 小沢一郎が今でも悪徳金権政治家と思っている人々は、この郷原氏の鋭い解説は理解出ないと思います | Main | ジョー・オダネルの1枚の写真とコメント »

全く利用する事が出来ないプルトニュウムを取りだす事に膨大な予算を使い、またその利用先と計画された高速増殖炉の実用化のめどは全く立たたないにもかかわらず、もんじゅの維持費にも同じく膨大な予算が使われています

全く利用する事が出来ないプルトニュウムを取りだす事に膨大な予算を使い、またその利用先と計画された高速増殖炉の実用化のめどは全く立たたないにもかかわらず、もんじゅの維持費にも同じく膨大な予算が使われています。これは全て原発の使用済み核燃料の処理が出来ない為に、原発稼働のアリバイ作りの為に行おうとして来ました。

現在原発の再稼働は当分無理ですが、何故政府は再稼働をと云うのかこの日本原燃の使用済み核燃料再処理工場を動かさなければ、六ヶ所村の工場に保管されています、使用済み核燃料を元の原発に返却すると青森県に脅されている為です。エネルギ-の安定供給の為に原発再稼働を言っているのではありません。

この事を吉岡斉九州大副学長(科学技術史)はまるで無政府状態と話しています。

余剰プルトニウムを持たないという原子力委員会の方針や国際的な常識を無視しており、まるで無政府状態のようだ。原発の再稼働さえ見通せない状況で、
将来のプルサーマルなど計画できるはずがない。そんな中で再処理をしてプルトニウムを取り出すことには合理性も透明性も見いだせない。

再処理という既成事実で一歩でも前に進もうとする原子力業界は、頭脳のないブルドーザーのようだ。原子力委の在り方も問題で、核不拡散問題で強力な権限を持つ、国の司令塔も必要だ。

プルトニュウム計画断念 電事連13年度分 再稼働見党通せず。再処理見合わせを(北海道新聞3月22日)

日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で2013年度に取り出す予定の核分裂性プルトニウム約O・6トンの使い道を示す利用計画につ
いて、電力会社でつくる電気事業連合会(電事連)が、国の原子力委員会が定めた提出期限の今月中の作成を断念したことが21日、関係者への取材で分かった。

国内の原発再稼働の見通しが不透明で、原発でプルトニウムを燃やす「プルサーマル」の実施にめどが立たないためとみられる。プルトニウムは数キロで核兵器を製造できるとされ、使い道を明らかにしないままの保有は国際的な批判を招く。

原子力委は事態を重くみて、26日の定例会議に電事連を呼び説明を求める方針。 原燃は今年10月の再処理工場操業を予定し、13年度中に使用済み核燃料約80トンを再処理して約2トンのプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)を生産する方針。計算上、この中に約O・6トンの核分裂性プルトニウムが含まれる。
 
原子力委は03年に定めた「基本的な考え方」で、プルトニウムを取り出す場合は利用目的の透明性を確保するため、どの原発でいつから、どれくらい使うかの予定を毎年度公表するよう電力会社に求めている。
 
電事連は昨年、12年分の利用計画も作成しなかったが、12年度は再処理工場の試運転中のトラブルでプルトニウムを取り出す可能性が低く、原子力委も問題視しなかった。しかし現在、トラブル解消にめどが立ち、13年度中の本格運転開始が現実味を帯びている。

<解説>核兵器の材料になるプルトニウムを、利用目的のないまま持つことへの世界の目は非常に厳しい。電力業界は「原発で使える分だけのプルトニウムしか取り出さない」という大原則を守れない以上、再処理工場の運転を当面、見合わせるのが筋だ。
 
原発の再稼働の見通しが立たず、英国とフランスに再処理を委託し現地で保管中のプルトニウム23.3トンを使い切るめどさえ立たないのに、さらに「余分な在庫」を増やすのは本末転倒だ。石油や天然ガスなどの化石燃料とは性質が全く違う。
 
原発推進の立場の研究者からも「日本の原子力政策の一番のリスクは余剰プルトニウムだ」との声が上がっている。日本はプルトニウムを高速増殖炉で燃やし、使った以上の燃料を生み出す「夢」を追い続けてきた。しかし高速増殖炉の実用化のめどは全く立たず、プルトニウムを取り出す意味は失われている。
 
プルトニウムはもはや資源というより「お荷物」にすぎない。にもかかわらず電力業界が再処理を強行するのは、たまり続ける使用済み燃料を減らし、原発の運転を続けられるようにしたいからで、再処理の本来の目的から逸脱している。

|

« 小沢一郎が今でも悪徳金権政治家と思っている人々は、この郷原氏の鋭い解説は理解出ないと思います | Main | ジョー・オダネルの1枚の写真とコメント »