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江川紹子氏や郷原信郎弁護士が小川敏夫法務相と笠間治雄検事総長に真相究明を求める要請書を提出しました

「なぜ虚偽の捜査報告書が作られたのか検証して欲しい」。と小沢一郎元民主党代表の判決が3日後に迫った2012年4月23日、ジャーナリストの江川紹子氏や元検事の郷原信郎弁護士が、小川敏夫法務相と笠間治雄検事総長に真相究明を求める要請書を提出しました。

小沢氏は資金管理団体「陸山会」の土地購入に絡んで政治資金規正法違反で強制起訴されたが、元秘書の石川知裕衆院議員の取り調べの際に、担当検事による調書の改ざんが発覚している。要請書では、江川、郷原両氏ら計19人の連名で、この「陸山会事件」と、大阪地検特捜部の前田恒彦元主任検事による証拠改ざん事件について第三者を交えて検証することを求めている。

過去に、江川、郷原両氏は法務相の諮問機関「検察の在り方検討会議」の委員を務めていた。今回の要請書は元委員が主体となって作成し、各界の有識者に賛同を募ったという。この日、司法記者クラブで開かれた記者会見で郷原信郎氏は
「陸山会事件の捜査過程で、特捜部でさまざまな問題視すべき文書が検察審査会に提出されたことについて、厳正な捜査をし、真相を解明していただきたい。今回の問題が、いかに検察のあり方について重要な問題であり、真相を解明することが検察の信頼回復に不可欠だということを(要請書に)書いている」と話した。

郷原氏によると、陸山会事件の捜査には以下の3つの疑問点があり、今後の調査で、これらのポイントが明らかになることを望んでいるという。
・石川議員を取り調べた田代(政弘)検事の虚偽の捜査報告書は、(勘違いではなく)故意でやったことなのか?

・虚偽の報告書は検察委員会に影響を与える目的で作成されたのか、それとも通常捜査でそうなったのか?

・内部向けの文書がたまたま提出されたのか、それとも提出する目的で作成されたのか?
 
また江川氏は、政治家に対する恣意的な捜査が行われないように釘を刺した。「今回の陸山会の事件について言うと、政治的な思惑が評価にすごく影響を与えていると思う。検察の捜査に政治的なものを絡めてはいけないのではないか。賛同人の中には小沢氏に批判的な人もいたが、捜査については『検証が必要だ』という意見だった」
小沢裁判の判決が迫る中、検察の捜査姿勢が改めて問われることになりそうだ。

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