« 小沢裁判で東京地裁は検察の強力な利益誘導が行われた取り調べを断罪しました | Main | 昨日のテレビ朝日の報道ステ-ションは本当に酷かったと思います »

産経新聞は池田秘書の調書を一部採用と報じましたが東京新聞は共謀に関する内容は却下されたと明らかにしました

各マスコミは一斉に、小沢裁判の真実の報道始めました。
今回の様にあまりにも酷い検察の失態が明るみ成った事で、真実を報道しなければ、小沢氏が無罪になった時に大変な事になると、アリバイ作りを始めた様です。

小沢元代表公判 共謀供述 証拠採用せず(東京新聞)2012年2月17日
2012021799135643

 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で強制起訴された民主党元代表小沢一郎被告(69)の第十四回公判が十七日、東京地裁であった。大善文男裁判長は、元秘書石川知裕衆院議員(38)が小沢元代表の関与を認めた捜査段階の供述調書について、「違法な取り調べがあり、信用できない」として証拠採用しないことを決めた。池田光智元秘書(34)が元代表への報告を認めた調書も一部を除き証拠採用しなかった。
 
元秘書らの供述調書が小沢元代表の共謀を示す唯一の直接証拠としていた検察官役の指定弁護士にとって、厳しい結果となった。
 大善裁判長は、石川議員が隠し録音していた保釈後の取り調べで、小沢元代表の関与を認める供述を維持すれば元代表は不起訴となる、と検事がもちかけたと認定。「強力な利益誘導があり、虚偽供述に導く危険性の高い取り調べだった」と東京地検特捜部の捜査を批判した。
 石川議員の供述調書は十三通のうち八通が全面的に不採用。この中には石川議員が土地購入費の四億円を報告書に記載しないと報告し、小沢元代表が「そうしておいてくれ」と答えたとする捜査段階の供述も含まれる。
 
池田元秘書の供述調書は二十通のうち八通は全体を不採用。土地購入に関して二〇〇五年分の収支報告書に計上することを小沢元代表に報告した部分は採用されたが、「虚偽記入について了承を得た」とされる部分は不採用となった。
 これまでの証人尋問で、石川議員らは供述調書の内容を否認。「検事の作文」「検事から調書に署名しても元代表が起訴されることはない、と説得された」と強調し、小沢元代表も一貫して関与を否定している。
 
指定弁護士側は、小沢元代表がいる法廷では石川議員らは強い圧力を受け、元代表に迎合した不自然な供述をしているとして、捜査段階の供述調書を信用するべきだと主張。弁護側は「取り調べは威迫や違法な誘導があった」として、供述調書を証拠採用しないよう求めていた。


小沢元代表公判:石川議員らの調書却下 東京地裁(毎日新聞)
 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第14回公判が17日、東京地裁であり、大善文男裁判長は衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人の供述調書の多くについて証拠採用を却下した。元代表の関与を認めた石川議員の調書について「検事が再逮捕を示唆したり『元代表の関与を否定していると元代表が起訴される』などと懐柔・説得して調書に応じさせた疑いがある」などと述べ、任意性を否定した。
 立証の柱だった石川議員らの調書が失われたことで検察官役の指定弁護士には厳しい内容となった。4月下旬にも言い渡される判決に影響を与えそうだ。
 元秘書3人の供述調書計42通のほか公判調書を指定弁護士が証拠請求していたが、42通のうち29通が全部または部分的に却下された。石川議員の調書は13通中8通が全部、3通が一部却下された。石川議員の後任の事務担当者、池田光智被告(34)が04年の土地購入を05年分収支報告書に計上することを元代表に報告したとする調書は一部採用された。
 石川議員は取り調べや保釈後の10年5月の再聴取で「04年分収支報告書の内容を元代表に報告し、了承を得た」と供述したとされるが、自身や元代表の公判では全否定。指定弁護士は「元代表がいる法廷で不利なことは証言しにくい。証言も自身の公判からさらに元代表に迎合した内容になった」として、採用を求めていた。
 大善裁判長は、石川議員が「隠し録音」した再聴取について「検事が『関与を認める供述を維持すれば元代表の不起訴も維持される』と繰り返し推奨している。強力な利益誘導で、虚偽供述に導く危険性の高い取り調べで違法不当」と批判。「調書は検察審査会への提供が予定されており、検事の(不起訴が維持されるとの)説明には妥当性に問題がある」とも指摘した。
 再聴取後にこの検事が作成した捜査報告書に録音内容にないやりとりが記載されていた問題にも触れ「検事は法廷で『(作成の際)記憶が混同した』と証言したが、信用できない」と述べた。さらに、特捜部の取り調べの問題点について「複数の検事が(元代表が関与したと供述するよう)圧力をかけていたこともうかがわれ、組織的なものだった」と指摘した。
 公判は来月、論告と最終弁論を経て結審する。【和田武士、鈴木一生】
 <決定理由の骨子>
・石川議員の取り調べでは検事が「元代表が起訴されない」などと懐柔・説得して調書作成に応じさせた疑いがある。
・石川議員の保釈後の再聴取では検事による強力な利益誘導があり、虚偽供述に導く危険性の高い取り調べ方法だ。
・池田元秘書が「04年の土地購入代金支払いを05年分報告書に計上することを元代表に報告した」とした調書の一部は任意性に疑いがない。
小沢元代表公判:裁判長、特捜捜査を厳しく批判
 次々に「核心」の調書を却下--。3月に全審理を終える予定の民主党元代表、小沢一郎被告(69)の公判は17日、判決の行方を占う重要局面を迎えた。衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人=いずれも1審有罪、控訴中=の捜査段階の調書に対する証拠採否で東京地裁は相当数を退け、虚偽記載への元代表の関与を認めた調書も採用しなかった上、大善文男裁判長は東京地検特捜部の捜査を厳しく批判した。
 「それでは、石川さん、池田(光智)さん、大久保(隆規)さん、3人の元秘書の検察官調書について、採否を判断したいと思います」。開廷から間もない午前10時過ぎ、大善裁判長が切り出した。「一度、主文を告げます。それから概要を説明します」。続いて、検察官役の指定弁護士が採用を求めた42通の各調書について、早口で採用もしくは却下の判断を述べた。
 静まりかえった法廷に、大善裁判長の声だけが響く。「任意性も特信性(特別に信用する事情)もない」。事件の中心を構成する石川被告の調書が次々に却下され、指定弁護士の大室俊三弁護士は手元の資料にメモを走らせる。対面にいる元代表の弘中惇一郎主任弁護人もあわただしく資料に目をやる。小沢元代表は表情を動かすことなく、前を向いたままの姿勢を保った。
 指定弁護士が採用を求めた調書の中には、石川議員が保釈後、取り調べのやり取りを「隠し録音」した際のものもあった。大善裁判長はこの調書も「任意性、特信性なし」と告げた。「録音によると、調書の文面は供述内容に基づかずに一方的に作成したとうかがわれる。違法不当で許容できない」とも述べ、特捜部の捜査のあり方に強い口調で疑問を呈した。【石川淳一、野口由紀】

|

« 小沢裁判で東京地裁は検察の強力な利益誘導が行われた取り調べを断罪しました | Main | 昨日のテレビ朝日の報道ステ-ションは本当に酷かったと思います »