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陸山会捜査報告書に偽造・・・市民団体検事を告発と読売新聞が伝えましたが毎日新聞は重大な捏造記事を流しました

陸山会捜査報告書に偽造・・・市民団体、検事を告発と読売新聞が伝えましたが、毎日新聞は重大な捏造である誤報を流しました。
 
( 読売新聞1月12日)
小沢一郎民主党元代表(69)が政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた陸山会事件に絡み、元東京地検特捜部所属の田代政弘検事(44)が作成した捜査報告書に虚偽の記載があった問題で、市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は12日、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で最高検に告発状を提出した。
 
この報告書には、保釈後に田代検事の聴取を受けた陸山会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)が述べていない発言内容が記載されていた。田代検事は公判で「勾留中の会話などと記憶が混同した」と釈明したが、告発状では「勾留中の取り調べは3か月以上も前で混同はあり得ず、明らかに捏造だ」と指摘している。
 
告発状では、同地検が小沢元代表を不起訴とした際の事件記録の一部を東京第5検察審査会に提出せず、適正な審査を妨げた偽計業務妨害の疑いもあるとしている。

八木啓代氏は毎日新聞は重大な捏造記事を流したと書いています。
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/
毎日新聞に重大な誤報が出ました

さて、昨日の告発について。
今回は、以前の前田検事告発の時と違い、検察庁の対応は非常に速やかで、好感が持てると言っていいほど丁重なものでした。
もちろん、問題は、告発に対して、法治国家にふさわしい真っ当な対応をされるかどうかということが問題になるわけですが、少なくとも門前払いしようとしなかったことについては一定の評価をしたいと思います。

そして、その後、司法記者クラブで記者会見をおこないました。
記者会見は、事前に告発状やプレスリリースを配布し、目を通していただいていたこともあり、告発状に関する当方のレクチャーという内容で、記者の方々からは、事実確認の質問が出た程度でした。
かなり練り込んだ告発状と添付資料ですので、まともな読解力があれば、あまり質問の余地はなかったと考えます。

その記者会見につきましては、こちらをごらんください。
http://vimeo.com/34965534
結果といたしまして、時事、読売、産経、朝日、ニコニコニュース、田中龍作ジャーナル、IWJと、各社で報道していただいたわけですが、その中で、今朝になりまして、看過できない問題が発生いたしました。

毎日新聞が、明らかな捏造記事を掲載したのです。
問題の捏造記事 「陸山会事件:担当検事「報告書」問題 該当「やり取り」獄中日記に」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120113ddm041010060000c.html
この中で書かれている「石川議員は出版物の中で勾留中にほぼ同様のやりとりを田代検事とした記載をしている。」は、まったくの出鱈目です。石川議員がこのやりとりをしたのは田代検事ではなく、「吉田副部長」であって、しかも、話の結論もまったく違う。

実際のやりとり(書籍掲載)では「あれは一番効きましたね。いや効いたっていう意味は、なんで信じてくれな いんだろうとショックを受けるわけですよ」、田代検事が書いたのは「我慢できなくなって、やりましたと言った」とまったく真逆。混同もへったくれもありえない
SF小説じゃあるまいし、どこの世界に数ヶ月前の他人の記憶を、しかも結論まで真逆に「自分の昨日の記憶と混同する」ということがありうるのか。だから、告発状は「記憶の混同はありえない」としているのです。

だからこその、「記憶の混同はありえない」という告発状の根拠のひとつとなっているものです。
ところが毎日の記事は、田代検事が取り調べで過去に同様のやりとりがあったと書いている。告発状の添付資料には、これが、田代検事ではなく、吉田副部長とのやりとりであることも、その結論が真逆であることも、書籍の文章をマーカーまで引いて引用されてるので、記者の勘違いや聞き間違いはあり得ず、明らかに、大嘘を書いているのである。

となれば、誤報というより捏造と言っていいレベルの記事で、明らかに、検察の言い分を垂れ流し、読者を誤誘導するために書かれたものとわかる。

昨夜、実は第一報を流したのは毎日だったが、その記事はすぐに削除され、今朝になってこのような記事が出た。つまり、最初の記事を、わざわざこの捏造記事に取り替えたと推定される。 毎日新聞になにがあったのか。それにしても、捏造報告書を虚偽公文書作成で告発したネタで、捏造記事を書くとは大した神経である。

問題の記憶の混同はありえないという点は、記者会見でも質問があり、繰り返し述べているので、誤解はありえない。会としては、毎日新聞は訂正記事の掲載を申し入れる。対応に注目されたい。



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