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現在ゴミなどをリサイクルするのが常識で資源の再利用と言われて来た事もかなり違った考えが有る様です

現在ゴミなどをリサイクルするのが常識で、資源の再利用と言われて来た事も、かなり違った考えが有る様です。
逆に、再利用で無駄なエネルギ-を使っていると言われてきましたが、その様な声はマスコミや環境団体の前でかき消されていました。
もっと、科学的に検証した資源の有効利用を考えなければと、言う記事が北海道新聞に掲載されました。

プラスチックは廃棄物の資源化を促す2000年の容器包装リサイクル法の完全施行以来、多くの自治体が分別収集、リサイクルしている。循環型社会の構築が求められる中、再資源化は「環境にも優しい。推進する、べきだ」というのが普通の認識だろう。しかし、持統可能な(サステイナプル)、社会の実現を環境面から研究している鳥取環境大学サステイナピリティ研究所(鳥取市)の
田中勝所希(70)は現状を「本当に環境にいいのか」と疑問視。「燃やした方がいい」と説く。

たなか・まさる 1941年岡山県生まれ。京都大工学部卒。米国ミシガン州立ウェインステイト大助教授、国立公衆衛生院廃棄物ヱ学部長、岡山大大学院教授などを経て、2008年から鳥取環境大教授、09年から現職。廃棄物学会長や東京都廃棄物審議会長、。環境省中央環境審議会の廃棄物・リサイクル部会
長などを歴任してきた。

なぜZフスチックごみを燃やした方がいいのですか。
 
プラスチックは石油から作られます。石油は熱量の大きな物質。金属など不燃物であれぱ回収して再利用するべきだが、プラスチッグの場合は、ガソリンや灯油と同じように燃焼させ、エネルギーとして利用することが、素材の特性を最も生かせるのです。燃焼した熱を利用して発電するのが望ましい。そのための燃料として活用するのが、一番いい方法なのです。

ニ搬化炭素(CO2)排出量が増えることや、ダイオキシンの発生についてはどう考えますか。

プラスチックごみだけでなく、ほかのごみを燃却してもCO2は出るのです。
それなのに、プラスチックだけ特別問題視

プラスチックだけ特別に問題視するのは妙な話だと思いますね。
プラスチックごみを燃やして発電に利用すれば、その分、火力発電で使う石油が削減できます。
貴重な化石燃料の節約につながるし、CO2排出量だって、もともと火力発電で使う予定だった石油の分と相殺されるわけでしょう。

ダイオキシンについては、そもそも発生源である塩化ビニ-ルのプラスチックごみに占める割合が減っていて、昔ほど発生するわけでではありません。
それに、焼却炉のダイオキシン排出基準濃度は1立方メ-トル当たり0.1ナノグラム(1ナノグラムは10億分の1グラム)ですが、燃焼技術が発達した事で、現在は一桁も二桁も下のレベルにまで抑制できる様になっており、問題ありません。

札幌市では、バケツやおもちゃなどの製品プラは燃やしているが、シャンプーなどの容器包装プラはリサイクルしています。無駄なのですか。
 
自治体ごとに事情があるでしょうし、それなりの合理性があって実施しているのでしょう。リサイクルすれば、ごみ焼却施設が小規模で済むし、建設費や
維持管理費を抑えられる・面もあります。しかし、一般的に考えてリサイクルには金も人手もかかります。収集車の燃料やそれに伴う人件費はもちろん、集めたごみの選別の手間など、それらの費用や人員は自治体の負担ですよ。
  
全国には熱量の大きなプラスチックごみをリサイクルのために除いたことで、ごみをうまく燃やせず重油などの助燃剤を使っている例もあります。資源の 無駄遣いなうえ、逆にC02排出量まで増やしている。

ペットボトルや白色トレーのように汚れも少なく一定の品質で回収でき、リサイクル市場が成立しているものは意義がありますが、シャンプ-やマヨネーズの容器など、洗う人によって左右されるような不均質なものまでリサイクルするのはいかがなものか。

逆にリサイクルの過程で多くのエネルギーを消費していると思います。それで本当に環境に優しいと言えるのでしょか。
  
-発電設備を整えるのには費用が必要。コスト的に割高になるのではあリませんか。
  
ごみの量や施設の規模によって異なるため一概に言えませんが、普通のごみも合めて1日に150トン程度以上を処理する自治体であれぱ、発電設備を設置 した方がリサイクルするよりもコスト的に有利になります。人口規横でいえば15万人ぐらいでしょう。
  
-北海道の場合、その人口規模の自治体は数えるほどしかありません。全国の状況ばどうなのですか。

東京23区のうち、半分近くは容器包装プラスチックを分別収集してリサイクルしていますが、もう半分はリサイクルせず燃やしています。もちろん、熱を活用して発電も行っています。やはり、大都市ではごみの発生量が多く、発電効率が高まりやすい。国外では、オランダが熱心です。特に首都アムステルダムでは、1日4500トンを処理できる大規模焼却炉を利用してごみ発電を実施しています。

これぐらい大規梗になると、発電効率も売電価格も相当高くなるため、多くの収入を得ているようです。プラスチックごみは燃やさない方がいいという考え方はいまだに根強く残っています。しかし、現実的には多額の費用がかかっています。自治体も本当は燃やした方が効率的と分かっているはずですが、国の方針や世論を気にして口にできないのでは。
 
福島原発事故を受け、電力不足が大きな間題となり、いかに確保するかを考えねぱならない時代になりました。プラスチックごみを燃やし、発電するのは、電力不足解決の方策の一つになるのではないでしょうか。

仮にこれを下回る規模の自治体であっても、方策はあります。焼却熱を発電に使うだけでなく、暖房や給湯用の温水を作ってオフィスや家庭に提供する熱供給事業を行うなど多角的に活用すれぱ、コストの問題をクリアすることも可能だと思います。融雪に活用してもいいでしょう。
 
また、すでに実施している自治体も多いかと思いますが、単独ではなく複数の自治体で広域的にごみ処理をすれぱ、量を確保することができます。本州で
は温水供給にさほど必要性を感じないように、熟の需要と利用方法が限られがちですが、北海道は違います。

寒冷地であり、全国でも熱需要の高い地域です。北海道こそ、プラスチックごみを燃やして熱を活用するのに適した場所と言えるでしょう。

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