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日本には検察と裁判所とマスコミのトライアングルが存在する様です

日本には検察と裁判所とマスコミのトライアングルが存在する様です。

今日の陸山会事件判決で分かったことは、日本の裁判は、まず裁判官が根本的に変わらない限り、司法は良くなることはないということです。いくら検察改革しても、裁判官が駄目であれば冤罪は起き続けます。今回の様に、裁判所が検察の追認機関になっては全く存在価値は有りません。

良い裁判官に当たれば無罪で、悪い裁判官に当たればどんな事件でも有罪になります。
今回は、収支報告書に記載されていないという外形的事実は動かせないので裁判所としては有罪との判断を下さざるを得なかったということではないかと思いますが、政治資金収支報告書をあまり理解していない裁判官と思わざるをえません。しかし、いずれにしてもただ、それだけの形式的な事実と思います。

しかし、裁判官は検察による取調べのあり方を批判して供述調書を却下しておきながら、検察官の求刑通りの判決を出す事に全く裁判官は矛盾を感じないのでしょうか。裁判官は、その矛盾の為に多くの事実認定をしておきながら、執行猶予を付けたと思います。
 
供述調書の不採用は、この有罪判決を出す為に、つり合いをとった様に感じました。本当に有罪で実刑にしたかったのなら、この供述調書も証拠として採用したと思います。

この様なことで有罪になる様ですと、修正申告した議員は全員逮捕され、起訴、有罪な、ってしまいます。人間、間違いをすることもあります。その為に、経理に関して間違いを正すために修正申告制度があるはずです。

裁判官は目の前の事件しか判断していませんので、そこまでは深く考えていないのでしょうが、結果的にはそういう事になります。これからは、政治資金収支報告書の修正申告をした、議員は全員逮捕起訴されなければならなくなりました。

また、裁判所の認定は検察の主張をほぼ全て採用しています。特に、検察側が引っ込めたはずの「天の声」云々まで認められたことになっています。 

登石裁判長は水谷からの裏献金について、石川被告と大久保被告にそれぞれ5000万円ずつ渡したと言う元社長の証言を信用するとしました。以前に裁判所は佐藤栄佐久元知事が贈賄額0円で有罪にしたくらいですから、考えられない判決を出しても不思議ではありません。

しかし、ここまで事実認定をして、何故執行猶予をつけたのでしょうか。
裁判所は、検察の顔を立てて、有罪にしましたが、実際は罪の軽さを知っていますので、判決の結果の矛盾に執行猶予を付けたと思われます。

この裁判の判決は、結局、検察と被告のどちらにも良い顔をした判決だと思えます。



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