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自民党の「日本再興計画」はとても恐ろしいものです

自民党の「日本再興計画」はとても恐ろしいものですすが、国民にはあまり知らせれていません。

BLOGSの中で自民党の「日本再興計画」が紹介されていましたのど、その内容を見まして本当に驚きました。

http://news.livedoor.com/article/detail/5841838/

自民党の「日本再興計画」の内容はとんでもない方針が示されていました。

自民党政権になると、0歳児保育が無くなるそうです。

自民党中長期政策体系「日本再興」第六分科会「教育」から抜粋します。
はじめに
(前略)「子どもは親が育てる」という日本人の常識を捨て去り「子どもは社会が育てる」という誤った考え方でマニフェストを作り、その予算化を進めている。
2.家族の絆を大切にする家庭教育と幼児教育の充実
(1)子どもの健全な発達にとって、乳幼児に対し親の愛情、スキンシップを最大限に注ぐことが大切である。そのため、父母ともに育児休業を十分に活用するとともに、0歳児については家庭で育てることを原則とし、家庭保育支援を強化する。

これが幸福実現党であれば、まあ特に害はないので笑っておしまいですが、民主党の次にかなりの確率で政権を取ってしまいそうな最大野党の「中長期政策体系」ならば、放ってはおけません。                        
結論から言うと「寝言は寝てからにしてくれ」ということです。
こんなことは解説する必要もないくらい自明なことですが、議論を喚起し、より良い政策提言に繋げるために一応解説します。

0歳児保育の必要性は、働いて子どもを育てている人々ならば、体感されているでしょう。通常子どもを産んで一年間は育休が取れるので、子どもが1歳になると働く親(特に母親)は、保育園に子どもを預けます。しかし、都市部においては保育園の待機児童問題がありますので、保育園に入りやすいタイミング(特に4月入園等)の直前に育休を切り上げ、保育園に入れます。例えば子どもが8月に産まれたとすると、1年後の8月では保育園に入れず、育休延長を半年しても2月だからとても入りづらい。ならば、ということで直近4月に月齢8ヶ月(つまり0歳)で保育園に入れる、というのはザラなわけです。

更に、育休時に給付金を貰えるのは雇用されている人たちのみ。自営業やフリーランスの方々は育児休業給付金(雇用保険から育休中にもらえるお金)は出ないので、経済状況によっては産後すぐに働かないといけない場合もあります。また、自営業じゃなくても非正規雇用の人は、育休は取らせてもらいにくい、というのも悲しい現実です。そうした場合、0歳児保育がなければ、どうやって働いていけるというのでしょうか?

いや、0歳児を育てている家庭には、所得保証だ!というでしょうか。無理です。あれほど子ども手当をバラマキと言っておきながら、毎月10数万円を0歳児を育てている家庭に撒いたら、とんでもない額になります。

そもそも、「愛情とスキンシップが大切だから、0歳児は家で親が(ほぼ100%母親が)みろ」なんて、なぜ自民党に言われないといけないのでしょうか?
自民党国会議員の中に、ひとりでも0歳児を家で育てた経験のある議員がいるのでしょうか?ひとりでも育休を取ったことのある議員がいるのでしょうか?

まさに「お前が言うな」という状態なのです。
僕はこの中長期政策体系「日本再興(笑)」を自民党が取り下げるまで、彼らに対してNOを言い続けたいと思います。
全国のお父さん、お母さん、そしてこれから父母になっていく働く皆さんは、彼らの政策が実現して良いと思いますか?もし否、と答えるなら、地元の自民党議員に今すぐ伝えましょう。

「0歳児保育廃止?あなた自分で子育てやってましたか?」と。
「日本再興」ページ

http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/112141.html
 
自民党の中長期政策体系『日本再興』に大変興味深い内容が書かれています。
 →日本再興|自民党の中長期政策体系


民主党は、(中略) 子ども手当に見られるように、「子どもは親が育てる」という日本人の常識を捨て去り、「子どもは社会が育てる」という誤った考え方でマニフェストを作り、その予算化を進めている。
自由民主党は、これまでの教育政策のあり方を深刻に反省しつつ、以下の四点を教育再生の基本的考えにおいて、今後の改革を進めていく。
(中略)
3月11日の大震災で全国民が再確認した家族・家庭の重視、良き伝統、文化、道徳を大切にする教育を実現
家庭の絆を大切にする家庭教育と幼児教育の充実
(中略)
(1) 0歳児については、家庭で育てることを原則とし、家庭保育支援を強化する。
(中略)
(4) 家庭教育の支援体制強化
幼児教育の前提として、安定した家庭の存在が不可欠である。 (中略) 親の再教育、意識改革を進めることに務める。

この中長期計画を書いた世代は自分が生きた時代を思い浮かべているのかもしれません。しかし、今は環境が違います。
親兄弟、親戚がたくさん近くに住んでいたのが昔の時代です。当時は家の働き手が多く、子育てを含めた家事を手伝う手が多くありました。ちょっと親戚の家に子どもを預けたりもする時代でした。しかし、今は核家族化が進行し、親が頼る親戚がほとんどいません。そんな現代で、親に子育てを背負わせてしまうのは非常に危険です。

しかし、自民党は「社会で育てる」ということは誤っているとまで断言し、親を再教育しても子どもは親に育てさせるという考え方のようです。

「3月11日の大震災で全国民が再確認した家族・家庭の重視、良き伝統、文化、道徳を大切にする教育を実現」ともありますが、家族・家庭の重視を再確認した国民はどれほどいるでしょう。(何かを重視するということは、相対的に他の何かを軽視することです)
3月11日に家族の良さを実感した人はいると思いますが、家族を重視(=必然的に友人など他の何かを軽視)することを再確認した人はそうはいないと思いたいです。

デンマークなど北欧が正しいとは言いませんが、デンマークなどは社会で子どもを育てます。
例えば、『デンマークの子育て・人育ち―「人が資源」の福祉社会 』は、デンマークに移り住みデンマーク人と結婚した澤渡夏代ブランド氏が書いた本ですが、第二章の最初に【社会の子】という見出しもあります。第3章にも【社会に守られている子どもたち】という見出しもあります。デンマークの社会がいかに子育て社会になっているかが書かれています。


そんなデンマーク社会は誤っているというのが自民党の考え方なのかもしれません。
そういえば、デンマークは所得制限の無い子ども手当を支給しています。まさに声を大にして批判すべき過ちを犯している国家がデンマークなのかもしれません。


「子どもを社会で育てるのは誤りだ。家庭で育てろ。親は国家が再教育してやる。」には怖いものを感じます。
今の民主党政権にはNoと言いたいのですが、最近の自民党も何やら迷走気味ですね。

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