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小沢裁判で検察が戦々恐々になっている為にマスコミは口をつぐんだままです

今まで小沢裁判のことは有罪前提だった為に、いつごろには裁判があるなどと盛んに報道していましたが、最近、検察が戦々恐々になっている為にマスコミは、口をつぐんだままで、小沢裁判の事には全く触れたくない様です。

小沢裁判は当初から「無理筋」といわれ、起訴事実自体が非常に”曖昧”で”いい加減”なものでした。
すでに1年前に検察の大敗北は予言されていました。小沢事件も
既に「村木事件」(郵便不正事件)の様相を呈してきています。

今回の検察人事で大鶴などが、裁判を前に「「敵前逃亡」した事が象徴的です。
すでに検察は2年間、50億円の税金を使って捜査を行い、当初目論んだ小沢氏の贈収賄を立証できなかったのです。

10月6日から始まる小沢裁判では、検察官役の「指定弁護士」は、裁判所に信用性を否定された「検事調書」で戦うしかありません。

共謀罪としての根拠に成った、小沢氏との共謀の供述調書が証拠としてく却下された現在、検察審査会によって強制起訴された裁判とはいえ公判をまともに維持することなどとても出来るとは思えません。
最初に起きた、西松事件がもともと違法献金の不記載容疑でしたが、2010年1月13日の公判により検察側証人が検察の主張を否定する証言をして、検察敗訴が確実になる証言をしてしまったため、2010年2月中に検察敗訴と事件捏造の実態が明らかになり、逮捕された大久保氏が無罪で終わる事件だったはずです。

それに焦った大鶴検事に指揮された検察は、1月中に秘書3名を逮捕し、小沢氏の尋問を行い、2010年2月4日の元秘書3名の起訴と同時に「訴因変更」を申請し、別の04年と05年の虚偽記載の共謀と一緒にされ、西松事件は闇に葬り去られてしまいました。

検察が小沢事務所へ突然強制捜査をしかけたのは2009年3月3日。
それも、マスコミを待機させて突入の様子をテレビで丸写しをさせる用意周到さでした。
その後、贈収賄罪、斡旋利得罪、談合罪、などと、マスコミはこぞって「小沢逮捕近し」と連日報道し続けました。

テレビで何度も写され、キャメル色の高そうなコートを着た長身の検察官が“かっこいい”とも噂になりました。その噂に成った検事が、特捜部長の佐久間達哉で、一時は陸山会事件の論功行賞で大昇進しましたが、それが2年5か月後、小沢裁判を前にして検察から追放される形で身を引くことになり、この裁判の行方を象徴するものと思われます。

論点は石川議員に関わる「検事調書」の信用性(任意性)のみですが、40年以上前に最高裁が違法と判断した「切り違え尋問」を認定したこと。(別の被告が自白したとウソをつき、有利な供述を引き出す“禁じ手”である)

もう結果は誰の目にも明らかで、決着がつくのはそう長くはかからないと思われます。

今後小沢氏が力を発揮し、「強制起訴」に関わる「第五検察審査会」の疑惑など、数々の巨大な「疑惑」や「闇」を関係者の「国会招致」等で解明してもらいたいと思います。
今こそ国民の前に関係者や関係機関が『説明責任』を明らかにしてもらわねばなりません。
マスコミ等を含め「国会招致」、「刑事告発等」や「民事責任」の追及などが適正になされなければならないと思います。

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