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現民主党現執行部が小沢氏排除という事を行った事がいかに愚かなことだったかと云う事がはっきりしました

現民主党現執行部が、小沢氏排除という事を行った事がいかに愚かなことだったかと云う事がはっきりしました。

現民主党執行部や自公の反小沢陣営は、現在、疑心暗鬼と不安で夜も眠れないと思います。
それは、菅総理の退陣と代表選日程が確定するまで、小沢系候補が全く名乗りを上げない為と、小沢氏が誰を支持するか明らかにしない為です。

元々、国民生活第一を掲げる議員は、圧倒的に多数であり、また民主党の魂でもありましたが、それを前原氏などの反小沢派は簡単に国民との約束を反故にしていまいました。
また、前原氏はすでに、自民から政治資金規正法違反の石を投げられ始めています。

民主党内でも、メール事件の永田議員の自殺は、鮮明に残っています。同志を救えなかった前原氏が民主党をまとめられるはずが有りません。この事に対して民主党議員は複雑な思いが有ると思います。来年、もしくは2年後に選挙を控えている1~3回生議員の多くは基盤が弱いので、選挙に強い人を臨んでいると思います。

しかし、前原氏が代表に成れば、現岡田執行部同様の連戦連敗の選挙体制になりますので、彼らは、生き残れないことは明白です。

生き残りたいという若手の要望を、執行部は隠していますが、グループを超えて小沢氏の待望論という事が潮流になっているようです。

野田氏もいまさらひくにひけませんから、グループの存続をかけて、第一回の選挙には、なんとしても推薦人をかき集めて出てくるでしょう。

前原氏は、40票は確保できても、野田氏と基盤が共通していますので、民主党内ではあまり支持は広がらないと思われます。
菅・仙谷・岡田は、小沢氏排除という政治を行ってしまった結果、いまの民主党の混迷と国家的混乱があります。民主党の帆柱をみずから切り倒してしまおうとしたのですから菅民主党は漂流するしかなかったと思われます。

一昨日仙谷氏が小沢氏と極秘の会談を行った様ですが、仙谷氏の今までの行いを小沢氏が、許すとはとても思えません。また、人事で小沢氏を幹事長兼副総理にお願いすると云う提案でも、小沢排除派の言葉を信用するとは思えません。

もし、菅氏が総理に成った時に小沢氏の力を素直に受け入れていたなら、現在のような漂流政治はなかったと思われます。その結果、民主党が掲げる改革がすすみ、民主党への信頼は確保されていたと思います。

マスコミはいまだに反小沢キャンペーンから抜け出ていません。しかし、毎日新聞の女性記者は、小沢冤罪に気が付いたようですが、他の新聞記者達はまだ反小沢キャンペーンのままです。

朝日の社説を書く記者は、公約を超える知恵をだせなどと、政治家にとって公約がもっとも大事な事であるにもかかわらず、その様な記事を社説に書いています。
民主主義の基本もわかっていない記者が朝日の社説を書いている事が、日本の新聞の劣化を進めました。その結果一部の国民に誤った情報を刷り込ませています。

産経新聞も、小沢氏に20億円の虚偽記載があると、この時期になっても書き、読者を誘導しています。どこに20億円の虚偽記載があるか、これはまったく誤報のレベルです。

また、仙谷氏が官房機密費を使い出した結果大手新聞は一斉に、野田氏を総理候補と一面に書きました。しかし、どんなに世論操作しても、野田氏の増税と大連立に国民が拒否の姿勢を示した為に、仙谷氏は前原氏を立候補させました。

その状況に成ったとたんに大手新聞は、前原氏を世論操作のトップにもってきました。仙谷氏のマスコミ操縦術は、菅氏と小沢氏の代表選のときで実証済みです。
この様な仙谷・岡田執行部と、反小沢マスコミが相手ですから小沢派陣営は、ぎりぎりまで、攻撃の的をしぼらせないことです。

民主党をまともな党に戻し、政権交代時の『国民との約束を実現する』という民主党の魂は、国民生活第一を掲げる小沢派にあります。

民主党の代表になる者は小沢一郎の党員資格停止を解除して本当の意味での挙党一致を築かなければなりません。小沢一郎を党員資格停止にしたまま自民党にすり寄るようなことをすれば、民主党の存在意義はなくなり、次の選挙で大敗して民主党は消滅するでしょう。

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