« 北海道新聞に電力業界と自民党の癒着した記事が載っていました | Main | 自民党の支持率が民主党の大失政がありながらあまり上昇しない理由は石原幹事長の軽さからきている様です »

原子力発電そのものが欠陥エネルギ-で時代遅れのものと認識すべきです

北海道新聞に玄海原発1号炉の鋼材の欠陥が詳しく載っていましたが、この記事から、原子力発電そのものが、欠陥エネルギ-で時代遅れのものと云う事を、すべての原発関係者、経済界、国民は認めるべきと思います。

日本中の原子炉の圧力容器は最大の防御壁と言って来た科学者は、この様な鋼材の材質までに知識が無く、また中性子線によって、鋼材が劣化すると云う事を隠して原発を運転させて来たのでしょうか。緊急冷却水は、高温の圧力容器を破壊する恐れがあると云う事は、日本中のすべての原発が危険であるとゆう事が証明されたと思われます。

先日朝生テレビに出演して原子炉の圧力容器の設計者である、元東芝の後藤氏はどんな事をしても、原子炉の圧力容器では、放射能を防御できなく、人間がコントロ-ル出来ないものと云う結論に達したので、原発は作ってはいけない技術だと考える様になり、脱原発に成ったと言っていましたが、原子力工学者は金属材料にはあまり知識が無いと云う事が、今回の鋼材の欠陥と云う発表で良く解りました。

(北海道新聞7月24日)
玄海原発1号炉製造ミスか 九電 鋼材の質にばらつき

運転開始から35年以たった九州電力玄海原発1号機(佐賀県玄海町)について、原子炉圧力容器に用いた鋼材の質にばらつきがあり、製造ミスの可能性があることが、井野博満東大名誉教授(金属材料学)らの分析で23日、分かった。
九電が今月始めて公表した鋼材の劣化判断の基準となる「脆性遷移温度」の試験データを精査して判明した。
 
原発の長期聞の運転による劣化は、研究者の間でも不明な点が多い。
ただ、詳細なデータに基づき、鋼材そのものに欠陥がある可能性を指摘されたことで、従来の検査の信頼」性が問われそうだ。
 
玄海原発1号機は三菱重工業が設計・建設した。九電は原発の健全性を評価するため、圧力容器と同じ材質の試験片を長さ約3・3mのカプセルに入れ、
圧力容器内側に固定。数年~十数年ごとに試験片を取り出し脆性遷移温度を調べている。
 
井野氏らの分析によると、試験片のうち、鋼材をつなぎ合わせた溶接部分周辺(熱影響部)の脆性遷移温度が、鋼材本体(母材)に比べ数十度低かった。熱影響部の方が脆性遷移温度が低く、健全性が保たれていることは異例。

さらに、両者の温度・差がこれほど開くこともまれで、総合すると、鋼材の場所により材質の組成が異なる可能性が高いと考えられる。
 
また、試験片母材の脆性遷移温度は1993年に56度だったが、2009年には98度に上昇。理論上、十数年でこうした急上昇は考えにくく、同様に検査箇所により組成が異なる可能性を示唆しているとみられる。

 
脆性遷移温度 脆性(ぜいせい)物体が外力を受けたときに、あまり変形しないうちに破壊する性質

鋼鉄は高温では軟・らかく粘り強いが、低温・では硬く割れやすい。脆性遷移温度は原子炉圧力容器の鋼鉄が割れやすくなる境界の温度。

圧力容器は長年にわたる運転で中性子を浴びる量が多くなるほど劣化し、高温でも壊れやすくなるとされる。
大地震などのトラブル発生時は、制御棒で核分裂を止めるとともに圧力容器を大量の水で冷却するが、鋼材が劣化していた場合、急激な冷却で損傷する危険性が高まる。

|

« 北海道新聞に電力業界と自民党の癒着した記事が載っていました | Main | 自民党の支持率が民主党の大失政がありながらあまり上昇しない理由は石原幹事長の軽さからきている様です »