現在の民主党は原点に帰る事をどうしたら出来るか真剣に考えるべきです
暗黒審査会により最もまともな政治家が無理やり裁判の場に引きづり出されて、政治の力が削がれている事は本当に残念な事です。
一部の国民は、小沢氏が最高裁が特別抗告を棄却した為に、法廷の場で「犯罪の被疑者」・「犯罪の容疑者」として裁かれる事に成ったと喜んでいる様ですが、
検察審査会が議決した内容は、検察が不起訴にして、無実とした人を自分達では判断できないので、再度、その人が有罪か無罪かを裁判所に判断してもらいたいとした、無責任な起訴相当と云う議決をしただけです。
日本では、裁判の被告人となっただけですでに犯罪者として扱い、裁かれると云う言葉を使いますが、本当は証拠をもとに有罪か無罪かを決めるところです。その結果、裁判所が有罪と判断した時にその罪の重さによって量刑を決めるところです。
日本人は、裁判に成った段階で簡単に裁かれると云う言葉を使いますが、その様な表現は被告人をすでに犯罪者と決めつける全く不適切な言葉だと思います。
この様な、暗黒検察審査会の理不尽な議決により、小沢氏の政治力はかなり削がれましたが、現在の国難を乗り切れる政治家は与野党を見渡しても、小沢氏しか見当たりません。
もし、小沢氏が先の代表戦に勝利して総理に成っていましたら、現在の危機的状況に対して、もっと有効な手を打っていたと思います。
また、現在の危機的状況の我が国の為に、どんな政治を行っていたかと思いますと残念で成りません。
これから、始まると思われます裁判など全く気にする事なく、先の代表戦で小沢氏を支持した民主党議員は早急に立ち上がり、菅総理と交代させる行動を起こすべきです。
その時は先の代表戦で菅総理を支持した議員も現在の菅政権の迷走ぶりと、問責大臣を抱えている状況を見ていますので多くの議員が小沢支持に回ると思います。それ以外に現在の、迷走民主党の明日は無いと思います。
小沢派により、当初の国民との約束を守る為に、何がすぐに出来て、何が数年かかるかはっきり国民の前に説明することが、現在の民主党に求められている事です。
現在の民主党政治は、当初国民が望んだ、自民党が続けてきた官僚依存からの脱却だったはずです。しかし現状の菅内閣は名前が民主党と変わっただけで、殆ど従来の自民党政治を見ている様です。こんな民主党を見たくは無いと云うのが、支持率低下の本当の理由だと思います。
尖閣問題、北方領土問題、小沢氏の国会招致問題が支持率を大きく下げている理由とは思えません。もともと代表選の時から、3か月の菅政権の行動を見てこのくらいの支持率だったと思われますが、マスコミが後に攻撃しやすく、自分達にとって都合のよい菅氏を総理にしたい為に、発表した捏造支持率だったと思われます。
その、恣意的な支持率に惑わされた党員サポ-タ-、地方議員、国会議員は大いに反省をして、直ぐにでも行動を起こしてもらいたいと思います。
企業団体の献金解除を打ちだした、岡田幹事長を見ても(後に批判が強くなり撤回しましたが)小沢氏は一貫してこの事をうったえていました。
この事が行われますと、企業団体献金に頼っていた政党は大きくダメ-ジを受ける事は、確実ですが、その為に政党助成金制度を導入したはずです。
その為にも、現在の民主党は原点に帰る事をどうしたら出来るか真剣に考えるべきです。