小沢氏が支持派議員と懇談し「やぶれかぶれ解散」があると早期解散の可能性に言及しました
小沢氏が支持派議員と懇談し「やぶれかぶれ解散」があると早期解散の可能性に言及しました。
この様な動きは、現在の菅内閣は早々に行き詰り、国政の運営が大きく停滞すると考えた小沢一郎氏が、裁判と云うハンデを抱えながら、今動かなければ、現在の民主、自公では、ともに国を沈没させてしまうと云う思いからだと考えます。
今後、小沢氏の動きを阻止する為に、再度陰険な妨害が、マスコミ、民主党内、野党から起きて来ると思いますが、前回の代表選の過ちを繰り返せば、日本は二度と立ち上がれなくなるほど、大きなダメ-ジを受けると思います。
現在、の小沢氏の動きを北海道新聞が下記の様に伝えています。
(11/18 22:36、11/18 22:50 北海道新聞更新)
柳田法相の「国会軽視」発言に関連して、首相と距離を置く小沢一郎元代表は18日夜、小沢氏を支持する衆院当選1回の議員でつくる「一新会倶楽部」の会合でこう語った。
東京都内の中華料理店で衆院当選1回の直系議員グループの会合に出席し、菅内閣が厳しい政権運営を強いられていることについて「やぶれかぶれ解散をするのではないかと心配している」と語り、選挙準備を急ぐようハッパをかけた。 「民主党の現状は厳しい。このままではみんな死んでしまう。どう立て直すか一人一人がよく考え、議論して答えを出せ」と。18日夜、石井章衆院議員ら党内の支持派議員約25人と都内で懇談した。出席者によると、小沢氏は「民主党政権の現状は厳しい。衆院が解散されるかもしれない。常在戦場だ」と述べ、早期の衆院解散・総選挙の可能性に言及した。
出席者によると、小沢氏は菅政権の現状について「このままではお国が危ない」と指摘。「こういう状況になると解散も一つのカード。君たちも選挙を頑張らないといけない」と述べ、首相が局面打開のために衆院解散に打って出る可能性に触れた。
そのうえで、選挙になれば「自民党も勝てないし、民主党も勝てない」と分析。政党政治が崩壊して軍部独裁を招いた戦前の日本を念頭に「過去のような危険な道に進む可能性があるのが怖い」と語ったという 。
また、 懇談に先立ち石井氏らは国会内で会合を開き、小沢系の衆院当選1回議員による新たな政策グループを25日に発足させる方針を決めた。参加者は50人超となる見通し。最高顧問には小沢氏が就任する。 政策グループは昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)の堅持を目標に勉強会を定期開催、政府への政策提言を行う。これまであった当選1回議員の親睦団体を衣替えし、結束を強化する。
小沢氏は17日夜にも、東京・赤坂の居酒屋で、細野豪志前幹事長代理のほか、当選1回の衆院議員ら十数人と会食した。小沢氏は「常在戦場だ。厳しいだろうが、頑張れ」と新人議員を激励した。16日夜にも、松野頼久前官房副長官や新人議員らと会食した。連夜の会合は、小沢グループ幹部が「『ポスト菅』を争うことになった時、主導権を握るためだ」として設定した。
一方、18日には、小沢氏に近い佐藤公治参院議員が中心になり、「日本の海運を考える議員連盟」が発足する。また、山岡賢次副代表は30日、首相と距離を置く鳩山前首相らとともに「食料とエネルギーの自給率向上と成長産業としての環境政策を推進する議員連盟」を設置する予定だ。