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検察審査委員の選定手続に警察からの個人情報をもとに行なわれていました

東京第五検察審査会が「検察審査委員の選定手続に警察からの個人情報をもとに行なっている」と東京検察審査会事務局手嶋総務課長が答弁ししたと云う記事を読みまして、やはり検察審査会は以前から思っていた通り、怪しげな委員会だった事がはっきりしました。

以前は無作為に選定してくじ引きで決めていると言われて、それがあたかも国民の代表である様な印象を国民に与えましたが、事実は全く違い、恣意的にくじ引きの前に都合の悪い人は排除されてから、選任されていたと云う事です。

ここで最も注目される事は「検察審査委員の選定手続については、警察からの個人情報をもとに行なっており、恣意的に選定することはない」と回答していることです。

警察からの個人情報には当然ながらその個人の思想傾向や政治活動や支持政党などの情報が入っており「この人物は不都合だ」と判断された人物はくじ引き前に外すことができると云う事です。

「恣意的に選定することはない」 のではなく逆に「恣意的に選定している」と云う事です。

手嶋課長の答弁はまさに「驚愕の自白」に値すると思われます。

彼が事の重大性をわかっていないのは、東京検察審査会事務局が警察情報を使って審査委員候補の事前振り分けを日常的に行っておりそれが普通のことだからと思われます。

東京検察審査会は検察審査委員の選定における「中立性」を否定して「警察の個人情報を使った恣意的な選定」を自ら認めためた事に成ります。

この様方法で選ばれた委員達が判断した小沢氏の検察審査会の議決など全く無視して良いと思います。

こんな議決をした為に、国難をどう立て直すか与野党ともに完全に迷走状態に陥っています。

その最大の原因はこの不可解な検察審査会委員の選定方法にあると思われます。

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