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マスコミの洪水の様な情報から真実を判断出来る力を付けなければならない

今回の民主党代表選で、多くの国民が、小沢一郎氏の演説や討論の姿を直接あるいはテレビやインターネットで見聞きし、今までのイメ-ジと全く違う事に気がつきその事に驚き、自ら考え始めたと思います。
その結果、小沢支持はただの小沢信者だけでなく、多くの一般の人々にも広がり、また自分が見て聞いて判断する力が付いたと思います。

従来からマスコミ情報を鵜呑みにしていた人も、自分で見聞きし自分で考え自分で判断する事がとても大事だと云う事が、多くの人々に広がったと思います。

今回の代表選では、誰かから指示されたわけでも無い状況で、心ある人たちの間に小沢氏を支援する動きが自然発生的に生まれました。この現実は本当に画期的なことだと思います。明らかに今までと次元の違う何かが生まれたと思います。

民主党代表選が始まる9月1日以前から、ネット上では「政治とカネ」の問題が虚構であることが様々に指摘され、全国紙やテレビの異常な小沢叩きが話題になっていました。また、マスコミ各社の世論調査の小沢・菅支持率と、ネット調査のそれが、正反対であることも知ネットの世界では殆どの人が知っていました。
9月1日、小沢・菅両氏の共同記者会見生中継で、全国に衝撃が走りました。
それは、二人の力量の差が、一目瞭然だったからです。正直、ここまで政治家としての資質に差があるとは思った人は少なかった様でした、菅総理は殆ど個人攻撃ばかりを集中させましたが、それに対して小沢氏は全く行いませんでした。まさか品性の差が記者会見でここまではっきりするとは思わなかったと思います。

その後、討論会や街頭演説などを重ねるにつれ、小沢・菅両氏の差に、驚き、考えさせられる国民が増えていきました。また、ネットで中継を見る人も増えていき、ネットやツイッタ-でのコメントも増加しました。その結果、今回の代表選は、小沢氏対菅総理の戦いではなく、ネット対マスコミ、市民対マスコミの戦いの様に成りました。

菅支持の理由の約半分は、「首相をコロコロ変えるのはよくない」で、あとは「小沢氏はダーティーイだ」です。また、菅総理支持者は、「政治はよく分からないのですが」とか「政治に関心はあまりないけれど」という留保をつける人が多かったのも特徴です。
この事から、マスコミ各社の世論調査で菅支持と答えた人たちの実態を推測することができると思います。
代表戦の結果が出ると、多くの小沢支持の人々は落胆しました。それは自分で見聞きし考え判断する事で、小沢氏を支持したからです。

しかし、その様な人々は自ら考える力をつけました、これが、民主主義が育つ原点だと思います。
まだ、マスコミの云う事が一般常識と云う洗脳から抜け出せない人々も沢山いますが、今回の代表選で小沢首相実現にならなかった事は残念ですが、日本を変える為に自分で見聞きし考え判断するする人々が多くなった事は、この代表選の大きな収穫で有ったと思います。

今後も、自分で見聞きし判断をする人が少しでも多く成る事を望みます。

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