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外国から見た日本の軍事力

先日BSフジで元NHKニュ-スキャスタ-の磯村 尚徳が出ていました。
外国からみた日本を語っていましたので、その話の中から二つほど紹介します。
最初に一番驚いた話は、イギリスのBBC放送が何処の国に住みたいかと云う調査で、常に日本がベスト3に入っていると云う事です。
その為に、磯村氏は日本人よもっと自信を持てと語っていました。

もう一つ、驚かされた事は日本の海軍は世界第2位の実力と、諸外国から評価されていると云う事です。第1位は当然アメリカ海軍です。

日本の海上自衛隊の優秀な実例を一つ上げていました。それは護衛艦隊が航行している時急速に艦隊ごとほぼ90℃に旋回出来る国は日本と、アメリカだけと語っていました。イギリス、フランスの艦隊でもそれが出来ないそうです。
中国海軍などはその様な旋回行動を行うと、艦隊がばらばらに成ってしまうそうです。
やはり、空母機動部隊を実戦配備出来た国はアメリカと戦前の日本海軍しか存在していないと云う事は、この事は聞いて改めて実感しました。

そこで日本の海上自衛隊の規模と能力を調べました。

通常動力型潜水艦16隻、イージス艦6隻を含む護衛艦約50隻、航空機は、哨戒ヘリコプター、哨戒機、電子戦機を約200機保有する。人員は、約4万5,800名。主戦力は、自衛艦隊司令部が指揮する潜水艦隊、護衛艦隊、航空集団、掃海隊群などからなる。
潜水艦は、潜水艦隊隷下の呉基地と横須賀基地の2基地に配備されている。通常は海上自衛隊の対潜水艦戦の訓練目標として行動しているが、作戦行動中の潜水艦は戦争抑止力として諸外国に最大のプレッシャーを与えている。
護衛艦部隊は、1個の護衛艦隊を有し、その艦隊は4個の護衛隊群に分割され、1個護衛隊群は約8隻の護衛艦で編成される。このうち1個護衛隊群は、常時実戦配備状態にあり、哨戒任務に就いている。
哨戒機は、航空集団隷下の基地で、哨戒任務に就いており、機動力を生かして広大な日本周辺海域を哨戒している。諸外国の潜水艦、艦艇の領海侵犯、排他的経済水域における日本国の主権の侵害行為に対して常時警戒体制を敷いている。
掃海能力は、戦後の航路啓開と、不発弾処理で技術の蓄積を得ており、湾岸戦争後のペルシャ湾の掃海では、国際的に高い評価を得た。
冷戦終結以前は、太平洋戦争の戦訓により、敵対勢力からの通商破壊活動に対して脆弱な海洋国家日本の弱点を補完するため、対潜水艦戦と対機雷戦の戦術能力の向上を目指していた。対潜水艦戦の能力はアメリカに次ぐ世界第2位の規模と能力を持っており、また、活動面積に対する対機雷戦能力は世界最高水準にある。ただし、対潜水艦戦も対機雷戦も通常兵器で行なう海戦において、防御戦術の一つの形態に過ぎず、諸外国に脅威を与えるものではない。日常の訓練では依然対潜水艦戦に重点を置いているが、ミサイル防衛、災害派遣、国際緊急援助、立入検査隊、海賊対策など、任務の多様化が著しい。テロ対策特別措置法に基づき護衛艦と補給艦をインド洋に派遣して、多国籍軍から、海上自衛隊の洋上補給能力に高い評価を得ている。2009年4月以降、ソマリア沖の海賊対策において、航行する日本の商船の護衛任務を行っている。派遣当初は海上警備行動及び警察官職務執行法を準用していたが、7月24日以降海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律に切り替えて活動を継続している。
現段階では政治的な配慮から、原子力潜水艦、巡航ミサイル、航空母艦の艦載機による対地攻撃能力、大規模な揚陸作戦能力を保有していないが、これは法的に配備が禁止されているものではない。今後これらの兵器が、配備されることも考えられる。嘗てはこれらの保有に対する議論をすることさえタブー視されていたが現在ではそのような硬直した雰囲気は払拭されつつある

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