検察審査会の議決された日が民主党の代表選の投票日と一致は偶然では無い

　今日の検察審査会の発表自体は、ある程度予想されましたが、議決された日が民主党の代表選の投票日と聞きまして、偶然の一致では無いと感じました。
代表選中はマスコミの小沢バッシングが吹き荒れ、世論調査で小沢悪しという報道が、洪水の様に流され続けている時でした。
この議決直後に、もし法務省から小沢氏の議決が漏れていたとすれば、国会議員の投票に大きく影響したと思います。
また、もし代表選で小沢氏が勝った場合、直ぐに議決を発表して、小沢総理誕生を阻止に使われたかも知れません。
また、この直後に村木女子の冤罪捏造判決が予想されていましたので、この判決が出ますと、検察審査会のメンバ－に与える検察の捜査と供述調書の印象は大きく変わったと思います。
その後発覚した、前田捏造検事と検察組織ぐるみで描いた、事件のスト－リ－を作り、供述調書も捏造し、証拠まで改ざんするのが、検察だと言う事が解った段階では、検察審査会の判断は大きく違ったと思います。まして小沢事件の秘書の供述調書を作成したのが、逮捕された前田捏造検事と解れば、検察が秘書を起訴した供述調書自体が信用できなくなり、小沢氏との共謀も成り立たなくなると判断された可能性は高くなったと思います。
検察はこの様な一連の事件の判決と不祥事の発覚が検察に取って不利になる事が解っていたので、結論を急いだ様に見えます。
強制起訴されても、０４年と05年の土地取引に関する、政治資金規正法違反（虚偽記載）容疑は土地登記簿謄本を見ればすぐに証拠に成らない事が解ってしまいますので、裁判にもならない事ははっきりしていますが、問題なのは、この緊急的国難に対して、小沢氏が裁判に無駄な時間を取られると言う事です。
この検察審査会のメンバ－をよく国民の代表で、その代表が判断したと云うマスコミがいますが、全く違います。ただのくじ引きで選ばれたごく一部の人達の判断です。
こんな素人11人に国政に関する重大な判断をゆだねて良いものでしょうか。
まして、この検察審査会のメンバ－は全く所在や名前も解りません。
もし、裁判で無実の場合責任が取れるのでしょうか。村木女子が無罪判決の後奪われた私の人生の時間は戻らないと言っていましたが、小沢氏とともに日本の奪われた政治の時間は戻りません。
この様な、審査をする場合は起訴相当と議決に賛成した人は堂々と名前と所在を明らかにするべきです。
また、検察審査会に申し立てした市民団体も堂々と名前と所在を明らかにするべきです。