村木女子の証拠まで書き変えた検事は小沢氏の西松事件を担当した検事でした

小沢氏が昨年代表を退く結果となった最初の西松事件を担当した検事が、今回の村木女子の検事と云う事が解り、その検事が村木女子の証拠まで書き変えて、事件を作り上げようとした事実が発覚した現在、西松事件そのものが検察によって作られたた冤罪事件と断じてよいと思います。
この様に、どんな手を使っても小沢氏を総理にしたくない勢力は検察はマスコミや民主党の幹部を使って小沢氏を引きずりおろしたと考えられます。
今回の、検事による証拠の偽装工作は、小沢氏に関連したすべての事件に及ぶと断定しても良いと思います。今回の偽装工作は検察の単なるミスでは無く完全に検察が小沢氏追い落としの為に作り上げた虚構のスト－リ－で有り、担当検事が同じと云うことから、同様の手法を使った事が見えてきます。
今回、小沢支持を打ち出して、内閣から放り出された原口一博氏は次の様に述べています。『総務省政務三役は、本当にいいチームでした。 彼らとともに歯噛みをするような思いも。 大臣を退任して思うことは、敵は官僚ではなかったのではないかということです。 官僚を使いこなせない政治家。 官僚のシナリオにそってしか動かない政治家。 敵は、意外なところに潜んでいました。 一部の官僚は、明らかに敵です。 ここで言いたかったことは、それにとどまらないということです。もう少し正確にいうべきでしたね。』　これは、完全に仙石官房長官の事を言っていると思います。
このまま、仙石-菅政権を続けさせると、官僚よりもっと悪質な政治家がより官僚主導の政治を進めると云う事を示していると思います。
この様に明らかに民主党の党是ともいえる政治主導を捨て去った菅政権から、政治主導を取り戻すには、どうすればよいのでしょうか。その答えは西松事件が発生する前の状態に戻すしか無いと思います。
もともと今回の検事が行った様に虚構の上に作り上げられたスト－リ－に基づいて検察がマスコミ、一部の民主党幹部を使って小沢氏を代表の座から引きずり下ろした訳ですから、元の状態に戻す事は当然の事です。
しかし、現状ではすでに菅政権がスタ－トしてしまっている状態では、小沢氏に政権を譲る事は、自らを破滅に導く行為と解っている仙石氏はよほど、政権運営に行き詰らないかぎり、最後まで権力の座にしがみつくと思います。
しかし、小沢氏にとって幸いに、現内閣は完全に仙石菅政党に成っていると云う事です。これは、事実上の閣外連立政権です。
その菅政権が行った脱小沢と云う閣外協力の様に成った結果を好機ととらえて、小沢氏は政権の行き詰まりを待つのではなく、思い切った力技に出る事が、権力の為ならなんでもやる政治家検察マスコミを一掃する最善の道と思います。
この事は、現在の小沢派の結束を保てば出来ない事は無いと思います。
消極的支持で菅氏に投票した議員とは違って、小沢氏に投票した200人の国会議員は確固たる信念を持って小沢氏に投票した政治家と思います。
この中から本当に民主党の原点である政治主導を完全に成し遂げる強い気持ちを持った国会議員が150人ほど集まって、真民主党を結成して立ち上げれば、究極の第3党に成ると思います。マスコミなどは何時もの様に政局の為に政治空白を作ったと騒ぎたてると思いますが、すでに官僚主導の政治空白状態に陥っている事を、もっと素直に認めるべきです。この場合、その他の小さな新党はどこかに消えてしまうと思いますが、その事は大きな事では有りません。
三大政党がしのぎを削って、政策を戦わせてより政策の近い政党が連立を組むほうが、党内で全く正反対の人を抱えている現在の民主、自民の２大政党より国民は、はっきり政党の主張が解ると思います。
現在、ヨ－ロッパやオーストラリアでも連立政権が普通に成っていますので、あえて政策の違う政治家が権力を維持すると云う事だけで同じ政党に一緒にいる必要は有りません。
また今回発覚した、日付の改ざんを行なった主任検事は「遊んでいるうちに書き換えてしまった」と云う信じられないような弁明をしています。この主任検事は、民主党の小沢一郎氏の西松建設事件で東京地検特捜部の捜査に加わり、大久保隆規氏の取調べを担当して容疑を認める供述を引き出したとされていますが、押収した証拠品のデータを検察に都合よく改ざんするような人物なので、西松建設事件の捜査や取り調べでも証拠の改ざんや捏造が行なわれた可能性もあります。その為に当初の西松事件の検察側証人の供述が覆され、起訴内容も変更せざるをえなくなって、裁判も大きく遅れていることもうなずけます。このような検事が存在している事が解り、検察の弱点は意外なところに潜んでいた様です。