参院選挙で敗北し官僚に取り込まれた菅政権は政治主導の旗を下ろしました
参院選挙で敗北し、官僚に取り込まれた菅政権は政治主導の旗を下ろし、有権者からも政権交代の意義が問われています。
この様な状態で正式な代表選挙を行う事は民主党にとって最後の再生の道であり、また、この代表選挙は最も正当な事で有ると考えられます。
この様な事を全く報じず政局だけの大騒ぎをしている新聞テレビは、日本を一番駄目にしている元凶と思われます。
今回の代表選挙に出馬に意欲を見せる小沢一郎が日本に必要か必要でないかも検証せず、ただ、小沢VS菅の対立構図だけを煽っている現状の新聞テレビは多大な害を国民にもたらしています。
この国の新聞テレビは、あまりにも無責任で、扇動的です。
いま、新聞テレビに求められているのは、この国の政治に小沢一郎という政治家が必要なのか否かという検証です。不要ならば、その理由を新聞テレビで説明して、小沢の代表選出馬を否定すればよいのです。
また逆に、日本に取って必要な政治家と検証した結果が出れば、これまでの報道姿勢を全面的に改め、馬鹿な「政治とカネの問題」をこじつけた反小沢対親小沢、の論調を改めるべきです。何故ならこの国の政治を混乱させた元凶は新聞テレビだからです。
ねじれ国会を前にして、現実に政治を動かせる政治家がどれだけいるのでしょうか。
代表選という数の勝負で、誰が一番、民主党員に支持されているのかと云う事が一番大事な事です。
菅総理のよりどころである首相を短期間に何度も変えてはいけないと云う事は、国民と約束した政策を実現すると云う事とは、全く別次元の事です。
この事一点だけで、権力にしがみついている菅首相ではあまりに国民にとって不幸です。
小沢一郎は代表選に向けて最大の障害は「いい加減な偏向メディア」と考えていると思います。しかしその様な事で、国民の為に働こうとしている政治家を制約する事は、この国の民主主義にとってとても不幸なことです。
民主主義の基本は国政選挙で敗れたトップリ-ダ-は、たとえ短期間で有っても潔く身を引くべきです、何故なら、その後どんな立派な政策を掲げ国民にうったえても、殆ど支持は得られず、また政局を望む野党からの攻撃にも耐えられないからです。
かつて、国政選挙で敗れた安部総理の末期の状態を見れば、国政がいかに停滞するかすぐに解る事ですが、しかし、その事が解っていながら、新聞テレビは菅政権を変えるべきでないと煽り続けています。
その事を見ても、やはり日本の政治にとっての元凶は新聞テレビと断じてよいと思います。