« 厚生労働省の根本的なゆがみは何処から来るのでしょうか | Main | ガラス細工の様な辺野古基地に矛盾は無いのでしょうか »

小沢氏のは自分たちが昨年の政権交代で国民に支持されて進めてきた改革が後戻りしていると言っています

 小沢氏は「自分たちが昨年の政権交代で国民に支持されて進めてきた改革が後戻りしている。国民が不信感を持っている。今回の予算編成も財務省主導で、官僚主導に後戻りしている」と首相の政権運営を批判しました。
菅総理の総会での発言は、全て"いいわけ"であり、形だけの気持ちのこもらない棒読みの謝罪で、響くものも何もありませんでした。小沢派議員の総会での発言は次の様な事でした。
「菅首相の不用意な思いつきで、民主党は消費税増税路線に走ったのではないか。枝野氏が他党と連携すると言って足を引っ張った。幹事長、選対委員長が責任をとるのは当然。菅首相自ら責任をとるべきだ。」(中津川博郷衆院議員)
「首相の消費税発言が激甚的なとどめになり大敗北した。戦争で大敗北した責任を最高司令官が取るのは当たり前だ。今の内閣は死に体といわれている。秋の臨時国会では首相の問責決議案が可決される。ますます弱い内閣になってしまう。レームダックだ」(川上義博参院議員)
「参院選は自民党が1回もボールも触っていないのに10本以上、オウンゴールだった。執行部はだれにも相談しないで勝手に衆院選マニフェストを変え、消費税を上げると宣言した。いつから北朝鮮になったのか。(小泉俊明氏衆院議員)
衆院選マニフェストを何が何でも実現するというのが国民と約束した志だ。その志がないなら内閣を総辞職するしかない。(川内博史氏衆院議員)
なぜ責任を取らないのか理解できない。言い訳を聞きに来たわけではない。総括案は到底、承認できない。言い訳を聞くために出席したわけではない。(森裕子氏参院議員)
「執行部は責任を取る係だ。大事なのは責任をしっかり取ることだ」(松木謙公衆院議員)
「菅一人、枝野一人に押しつけるのは気の毒だという気持ちもします。われわれは、プライドある与党の第1党であるということを考えてやってください」(石井一参院議員)
菅総理は最後まで原稿を読んでいました。これは、締めくくりまで最初から決めていたことになります。「現在の執行部の態勢で少なくとも代表選までは対応させていただきたい」謝罪をするにも、最初から最後まで菅総理は原稿棒読みで、響いてくるものもなく気持ちなど全然伝わってこないうわべだけの謝罪になっていました。
最初から、本当に謝罪する気など全くない事は、誰も責任をとらないことでもはっきりしています。
総会終了後、小沢派議員が次のように言っています。
「首相は次の代表選までの間だ。代表選はちゃんとやる」(東祥三衆院議員)「小沢さんは代表選に出るべきだ」(川上義博参院議員)

やはり、一番わかりやすいのは、9月の代表選に小沢さんが出ることです。
 前回の前原メール事件の時も、ここは小沢さんしかいない、という時に代表になり民主党を立て直しました。 今は、その当時以上の"異常"な状況であり、政権与党として国政を行う政党としての体を成していないに等しい状況であります。 概算要求に、官僚支配が臆面もなく強く前面に出ていて、このまま菅総理に半年も続けさせるわけにはいかない状況になっています。

しかし、菅総理の強力な基盤は外にあります、それはマスコミと官僚です。
朝日の社説で「公約をかたくなに見直さない姿勢は時に有害である」、読売の社説ではもっとあきれますが「問題なのは、鳩山前首相と小沢一郎前幹事長の「政治とカネ」や米軍普天間飛行場移設の問題の迷走に、総括文書がほとんど言及していないことだ」と前政権の責任を臭わせ、論点をはぐらかしています。
もう一つ、9月の代表選での最大の助け舟は、首相がコロコロかわるのはもう世界から笑われる、という非常に消極的な擁護です。しかし、この声が意外と強力で菅総理の再選への大きな力となっている様に思えます。
菅総理サイドとすれば、これをどんどんマスコミに流させ、アメリカにも言わせ世の中のムードをさらに煽っていくと思われます。こんな情宣的な論調には、真正面からの正論で堂々と訴えていく事が有効だと思います。
小沢派の代表選の争点は、普天間基地を基点とする米国隷従外交の見直しと消費税、概算要求にみる官僚支配の復活阻止だと思います。
菅政権が一日でも長く続けば、国民のため、国益のためにならないことは間違いないと思います。
  参議院選挙の大敗以降、小沢氏は沈黙を守っていますが、 小沢氏にしてみれば、責任というものは人にとやかく言われてからとるものではなく、自らが考えて行動すべきものだということだと思います。責任を感じているのならば身を退くべきだし、身を退かないのは責任を感じていないということです。
もちろん、小沢氏は9月の民主党代表戦のこともきちんと考えているはずです。小沢氏の政治家としての歴史的使命は、「裏切られた革命」を権力の簒奪者から取り戻し、今一度政権交代の理念に立ち返ることにある。そして、小沢氏の理念の背景に、国内政治的には『共生社会』の実現、対外的には「ポスト冷戦」という新時代への対応という大きな軸と思います。

|

« 厚生労働省の根本的なゆがみは何処から来るのでしょうか | Main | ガラス細工の様な辺野古基地に矛盾は無いのでしょうか »