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困難な政策を実現させる事を昨年国民が民主党に望んだ事です

 今回の選挙結果の分析をしてみました。結果だけを見ますと、民主党が惨敗して、自民党が大躍進したかの様に見えますが、実際には、民主党はそれほど惨敗していません。また、自民党も大躍進していません。参院選は、242議席あるうちの半分だけを選び直す「改選」です。今回の参院選とは関係ない「非改選組」の参議院議員が半分います。民主党の場合は、今回の選挙では「改選組」が54から44に減りましたが、「非改選組」が62いますので、合計すれば「106議席」です。そして、「改選組」が38から51へと躍進した自民党は、「非改選組」が33ですから、合計しても「84議席」にしかなりません。民主党とはじつに22議席も差があり、参議院の第一党は以前民主党です。自民党84議席に公明党の19議席を足しても届きません。
今回の参院選の結果、与党は、民主党が106議席、国民新党が3議席、新党日本が1議席で、合計110議席で完全に過半数を割りました。また、野党のほうは、自民党が84議席、公明党が19議席、共産党が6議席、社民党が4議席、たちあがれ日本が3議席、新党改革が2議席、みんなの党が10議席、諸派と無所属が5議席になりました。与党と野党とで2つに分ければ、議席数では完全に与野党が逆転したことになります、しかし、政策がバラバラな野党がひとつになる保障はありません、これで、与野党の力関係が逆転したとは言えません。
事実、比例区では、民主党の得票率が32%だったのに対して、自民党の得票率は24%で、自民党よりは民主党のほうがはるかに得票は上回っています。と云う事は喜んでいる自民党より民主党のほうが良いと思ってる人のほうが多かったことに成ります。残念ながら鳩山前総理が普天間で迷走させられ、次の菅総理は官僚の言いなりになり、財務官僚に吹き込まれた、消費税の引き上げの議論を開始することを唐突に言ってしまいました。それでも44議席も死守した上に、比例区では自民党を大きく引き離した事は、有権者の多くは、まだ、自民党よりは民主党のほうが良いと思っていると云うことだと思います。そして、民主党も自民党も駄目だと思った人たちの多くが、まだ、何の実績も無い、言葉だけのみんなの党に票が流れました。
まだまだ、多くの人が民主党に期待している現実にこたえる為には、雑音に惑わされ言い訳することなく、国民との約束を守れる政治家を党首にするべきです。
国際的に、首相がすぐ変わると言う問題現在の日本状況を考えた場合小さな事です。よりよき政治家が国民と約束した政策を実行して、その審判を総選挙で問うべきと思います。中途半端な国民との約束の変更はかえって、混乱をもたらすだけだと思います。党勢の回復させる道に近道はありません。困難な政策を実現させる事が、昨年国民が民主党に望んだ事です。

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