« 小沢氏怒った | Main | 各テレビ局の党首討論を見た感想 »

バラ色の成長戦略打ち出す「みんなの党」

 バラ色の成長戦略打ち出す「みんなの党」の10年間で所得1.5倍は本当に出来ると考えて言っているのでしょうか。
 みんなの党は意外と粘っているようです。民主党への揺り戻しで一時の勢いはなくなりましたが、大マスコミの最新情勢調査によると2ケタの議席を確保する可能性も高くなりました。
 政策の中で一番アピ-ル、している事は「経済成長戦略」です。「年率4%以上の名目成長により、10年間で所得を5割アップさせる」と主張しています。増税も必要なしと云うのは一見頼もしく見えますが、本当にそうでしょうか。かつての高度成長時代と違って環境、福祉部門では成長する事は可能と思いますが、4%成長はほとんどバラ色のシナリオにしか見えません。その成長戦略が本当に実現可能なのでしょうか。

急速な発展途上の新興国なら解りますが、今の日本で4%を超える成長は不可能と思います。急激な成長戦略は、老骨にむち打って筋トレしても、ぎっくり腰で起き上がれなくなる様なものです。成長政策の中身を見ても、規制緩和と構造改革が中心です。これは、小泉竹中改革が推進した市場原理主義の夢よ再び、という内容です。
党名はみんなの党ですが、その実態はやはり清和会別働隊党の様です。
欲の皮の突っ張っている人たちが制約を受けずに好き勝手にやれるような社会を目指すわけですから、その根底にあるのは、弱者を切り捨てる発想です。
庶民はまた格差社会に逆戻りの政策を受け入れる事に成ります。
 少子高齢化で人口が減っている日本では、少しぐらい頑張っても経済成長率はマイナスになります。働き手の減少は生産性を低くしますし、人がいなければ製品も売れません。それでも急激な成長を目指そうとすれば、どこかにひずみが出るのは当然です。
日本に必要なのは、急激な成長戦略ではなく成熟戦略です。少ない成長でも共存共栄していける社会を目指す政策を進め、競い合いと分かち合いのバランスが取れた“大人の世界”を築くために知恵を絞るべきです。 みんなの党は、官僚には厳しく当たりますが、政治家の親族には優し様です。渡辺喜美代表自身が2世議員だからなのでしょうか、参院選候補者の2割近くが世襲と云う事で良く解ります。
 小泉4世議員がいる清和会別働隊では小泉竹中の様に弱者切り捨ても無理はないと思います。

|

« 小沢氏怒った | Main | 各テレビ局の党首討論を見た感想 »