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マスコミの仕事は予想屋ではないはずです

普天間基地問題で大変参考に成る記事を見付けましたので、要約して転載致します
普天間基地の「実員」が約1万2000人で、定員の1万8000人より大幅に少ないこと。そのうち6000人以上が現在、アフガンに「遠征」していることなどを、日米実務者協議でようやく米側が認めました。マスコミは、なぜ報道しないのでしょうか あまりにも情報力がなさすぎる様な気がします。 日米ロードマップ合意では約8600人の海兵隊員とその家族9000人がグアムに移転することになっています。また、その移転人員を増やすように交渉していることも、なぜマスコミは報じないのでしょうか。日本に残るのは、抑止力とは言えない緊急派遣部隊と基地管理部隊だけになるはずです。このような形態での訓練は、別の場所でも可能と思われます。 鳩山首相が「5月末決着」にこだわる重要な理由をマスコミは報じていません。それは、自公政権が続けてきたグアム移転費用の肩代わり分の継続問題です。今年度予算には計上されていないために、昨年11月のオバマ大統領来日前にルース駐日大使が岡田外相に抗議するなど、ひと悶着がありました。鳩山首相は、約4600億円とされる今年度分のグアム移転費用肩代わり分は、1兆円の「景気対策予備費」の内数で見込んでいます。米側が5月末までに移転人員増を飲めば、日本側の負担を増額できるようにそういう予算措置をとりました。米側にとっても交渉期限延長は不都合を生じます。 日米双方にとって、普天間問題は、5月末に「一定の結論」を出すしかない課題なのです。にもかかわらず、米側は「辺野古埋め立て案が最善」というもはや誰が考えても実現不可能なポジショントークに終始し、実質協議を先送りにしてきました。転機になったのは、皮肉にもキャンベル氏の「loopy」発言でした。ワシントン・ポスト紙の報道を読売などが「誤訳」(キャンベル自身の言い訳による)し、キャンベルが連休前に急きょ来日して、自分の発言の意図は決して鳩山首相を交渉相手と認めない趣旨ではないと弁明しておわび行脚に回った事も報じられていません。キャンベルは、ジョセフ・ナイ教授ら日米関係を仕切る外交評議会の重鎮たちから「交渉に入る前から一国の首相を馬鹿にするとは、外交官失格だ。日米関係を壊すつもりか」と叱責されて、あわてて日本に来て、連休中の4日からの日米実務者協議入りに無条件で応じ、鳩山首相は沖縄入りを決断したようです。  このキャンベルのおわび行脚については、「loopy発言」を誤訳した新聞・テレビは、なぜか報じていません。日米実務者協議はまだこれから佳境に入るところです。それなのに、マスコミは、その詳細な経過を伝えずに、結論を勝手に予想してその後の政局ばかり論じています。どこまで劣化すれば気が済むのでしょうか。マスコミの仕事は、予想屋ではないはずです。

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