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大手マスコミは検察審査会に「不起訴」不服申立てた謎の市民団体の実態をなぜ報道しないのでしょうか

大手マスコミはなぜ謎の市民団体の実態を報道しないのでしょうか。
という疑問に明解に説明している、ブログやホ-ムペ-ジが多数有りましたので、要約して、転載します。今までは、検察とマスコミのリ-ク報道ばかりに目を向けていましたが、最初に検察に告発した市民団体の存在を全く気にしていませんでした。その正体が解れば、国民の見る目もかなり変わったと思います。そのことを隠して報道し続ける我が国は、かなり危険な状態に有ると感じ、明日には、公権力や政府に不利に成る自由な主張が、直ぐに罪に問われる時代が来ている様な感じに思えて来ました。
 今回の検察審査会の土地取引をめぐる政治資金規正法違反事件で不起訴(嫌疑不十分)となった小沢民主党幹事長について、東京第5検察審査会が『起訴相当』の議決を行いましたが、この小沢民主党幹事長の「陸山会土地購入資金」をめぐる東京地検特捜部による強制捜査の口火を切ったのは、「世論を正す会」と「真実を求める会」という市民団体が東京地検特捜部に提出した刑事告発でした。また検察審査会へ小沢氏不起訴不当の審査申し立てをしたのも「世論を正す会」でした。最初は、2009年11月4日に小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に約3億4000万円で土地を購入したにもかかわらず土地の所有権移転登記をした2005年の政治資金収支報告書に記載していた問題で、「世論を正す会」という市民団体が、陸山会の事務担当だった小沢氏の元秘書の民主党石川知裕衆院議員と陸山会の元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書大久保隆規被告らを東京地検特捜部に刑事告発したことでした。2度目は、2010年1月21日に小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が土地の購入原資4億円を政治資金収支報告書に記載しなかった件で、「真実を求める会」という市民団体が、小沢氏と秘書らに対する政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑などで東京地検特捜部に刑事告発したことです。 どちらも「記載忘れ」「記載ミス」で「訂正」すれば済むことでしたが「政治資金規正法虚偽記載」の重大犯罪であるかのように刑事告発したのです。         その後小沢氏が不起訴になりますと、直ぐに、小沢一郎幹事長を告発した市民団体「真実を求める会」が検察審査会に「不起訴」不服申立てを行ったのです。「真実を求める会」「世論を正す会」はそれぞれ小沢民主党幹事長をターゲットにして東京地検特捜部に刑事告発しており告発はすぐに受理されてその後の強制捜査の口火を切っています。この市民団体の基本情報が一切公開されず報道もされず一切不明である点及び名称が非常に似ている点から考えますと、これらの市民団体は東京地検特捜部に刑事告発するためだけに促成に作られた運動実績のない「偽装市民団体だということが推測されます。 さらに不思議なことは、刑事告発したこの市民団体に関して代表者名も団体設立の目的も事務所の住所も活動経歴も一切公表も報道もされていないことです。大手マスコミはこの辺のからくりも十分知っていても報道しないのでしょう。  実績のある普通の市民団体であれば、ホームページなどで代表者名や事務所住所や活動内容を公開しているはずですが、これらの市民団体はホームページもなく正体不明の「謎の市民団体」なのです。 
 これだけ大きな事件に発展したのに告発した当事者の市民団体が正体不明とはいったいどうなっているのでしょうか。 
 大手マスコミは当然ながら市民団体の正体を知っていますが、検察と市民団体側双方から「公表厳禁」を言い渡されていて、もしも報道したら「あらゆる手段で報復する」と脅かされて恐怖のあまり報道しないと思われます。
  日本の大手マスコミのレベルはその程度の様です。
 また 同じ日に作家の宮崎学氏は西松建設がダミーの政治団体経由で自民党の林幹雄国家公安委員長が代表を務める政党支部と藤井孝男元運輸相の資金管理団体に各100万円の寄付をしたとして、西松建設元社長国沢幹雄被告を政治資金法違反(第三者名義寄付)容疑で東京地検特捜部に告発していますが、告発した自民党政治家への違法献金容疑は全く受理されませんでした。 
 小沢氏への告発は即刻受理されて強制捜査を開始したのに、同じ様に自民党政治家への違法献金容疑で告発した件は未だ強制捜査に乗り出す気配もなく完全に無視されています。 この差は一体どこからくるのでしょうか。
 検察は、鳩山民主党政権転覆のための偽装市民団体を作らせて捜査情報をリークして鳩山首相の「献金問題」と小沢幹事長の「西松建設不正献金」問題と「越山会土地購入資金」問題をでっちあげて刑事告発をさせ強制捜査の口実づくりをさせたのだと推測されます。 今回の一連の検察と大手マスコミの異常な行動は政権転覆を目的とした「司法クーデター」でした。検察と大手マスコミの背後にはかなりの闇の団体がいるようです。ネットではかなり前から、その存在は報じられていますが一般のマスコミには全く出てきません。この様な団体が告発したと国民の多くが知りますと、事件への世論の目は相当変わると思われますので、大手マスコミはただの市民団体の告発で、検察が捜査をし、また再度市民団体が検察審査会に不起訴」不服申立てを行ったと報じているだけです。  

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