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昨日の新聞に載った龍馬が運んだ手紙を読んで心が震えました

 昨日の新聞に龍馬が運んだ手紙が見つかる 「志士よ、立ち上がれが載っていました。 (坂本龍馬が運んだ土佐勤王党の決起を呼び掛ける手紙)
 坂本龍馬が長州藩から土佐藩へ運んだ、土佐勤王党の決起を呼び掛ける手紙が約80年ぶりに見つかり、土佐山内家宝物資料館(高知市)が12日、報道陣に公開した。  長州の尊王攘夷派の中心人物久坂玄瑞が勤王党の武市半平太にあてたもので、1927年に出版された史料集に掲載された後、行方が分からなくなっていた。同資料館の藤田雅子学芸員は「志士らしい情熱的な書体で、幕末の空気が伝わり貴重だ」としている。  手紙は文久2(1862)年に書かれ、縦24センチ、横67センチの巻物。「諸大名も公卿も頼りにならず、草莽(在野)の志士を集めて立ち上がるしかない」「大義のためならば、長州藩や土佐藩が滅亡しても苦しくない」などの内容で、勤王党ら下級武士に決起を勧めている。  当時は、嘉永6(1853)年のペリーの黒船来航を機に、天皇を尊重し外国勢力を追い払おうとする尊王攘夷論が各地で台頭。土佐でも勤王党が結成された。  勤王党に参加した龍馬は、剣術修行の名目で長州へ出向き、久坂と武市の手紙を仲介。手紙には「坂本君とは腹蔵無く話し合ったので、詳しく聞いてください」とも書かれ、龍馬と久坂が熱心に話し合ったことがうかがえるという。 と云う内容でした。
この手紙の中に書かれています、諸大名も公卿も頼りにならず、草莽(在野)の志士を集めて立ち上がるしかない」「大義のためならば、長州藩や土佐藩が滅亡しても苦しくない」内容は、現在の政治状況にも通じるものがあると感じました。最近新党を作る時何処かの代議士や知事が坂本龍馬的発言をしていましたが、全く足元にも及ばない事を言っていると感じました。
日本の危機に自分の藩や他の藩の事など全く小さいことで、もっと大事なことに大きな目を開けという事が伝わってきます。検察、官僚、宗教団体、業界団体、大資本、労組、マスメデアなどの既得権益にどっぷり浸かっている昔の諸大名、公家的なものなどは、日本を立て直す為ならどうでも良いと言っている様に、私には聞こえました。
草莽(在野)の志士とは現在、どの様な人々が当てはまるか考えて見ましたがあまり見当たらないのが残念です。ただ一分の望みは特別会計対策チ-ムの金融ボ-イズと呼ばれる、財政の無駄を根幹から見直そうとしている人達しかいないように思えます。既得権益を壊そうとすると、必ずその既得権益者は色々な権力を使い卑劣な策を立て、手段を選ばず強引に潰そうとします。その為にも本当の龍馬が現れることを強く願うばかりです。

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