« 石井議員に叱りつけられた検察は本当に低レベルになってしまった様です | Main | 小沢一郎氏の軍事知識については相当なものだ »

自民党の中が騒がしくなっています

 自民党の中が騒がしくなっています。とうとう鳩山邦夫議員が自民党を飛び出しました。
先日の報道で、その様な雰囲気をにおわせていましたが、こんなに早く飛び出すとは思いませんでした。今後どのように自体が動くかわかりませんが、私が一番危惧しているのは次の総理候補の一番に成っているのが舛添元厚生大臣と云う事です。
舛添氏の印象は、ただテレビの露出度が多く、多少厳しそうな意見を言うだけの男だと云う印象です。
舛添氏が言論界に出てきたのは、田原総一郎のサンデ-プロジェクトが始めてだった様に記憶しています。当時は社会党を痛烈に批判する硬派の学者と云う印象でした。その後自民党から参議院議員になり、厚生大臣まであっという間に成りました。
厚生大臣になってからの舛添議員の働きぶりは、わたくしの個人的な印象ですが落第大臣だったと云う印象です。彼が厚生大臣時代に、ある期限までに年金未記載を処理するといっておきながら、それは未記載の人数を特定する事で、解決する時期を明示したものでは無いと、言い訳をしました。
また、新型インフルエンザ対策もいくら低レベルの厚生官僚の提言だからと言って、空港などでの水際作戦(最初から出来るはずがない)でくい止め様としたことは、子供並みの発想で実際にそれを行ってしまいました、その為国内に無用の混乱をもたらしました。この事は危機管理にまったく対処できない人物と私には写りました、また舛添氏から国家観もあまり聞いた事がありません。総理大臣に一番ふさわしい人物と云う評価は単にテレビへの露出が多いと云うだけ決まることはとても危険なことだと思います。
舛添氏のほかに与謝野氏も執行部を批判して、新党を作ろうとしています。
彼は、現在の民主党の政策に成長戦略が無く、財政の規律も守られていないと批判していますが、彼がいた政権党であった自民党時代に、財政赤字は大きく膨らみました。
自民党は民主党の政策に中長期の成長戦略が欠如していると批判していますが、自民党に優れた成長戦略があったとはほとんど聞いたことがありません。日本のGDPは1992年に470兆円でしたが、2009年の日本のGDPも470兆円であります。18年間、経済成長ゼロを実現させたのが自民党政権であることを棚に上げて、鳩山政権の経済政策を批判してもまったく説得力はありません。
今何故、鳩山邦夫氏を筆頭に自民党の色々な人々が新党を作ろうと動きだしているのかと云う理由は、単に選挙で民主党が参議院で過半数割れしたときキャステングボ-ドを握れると云う理由だけだとは思えません。
それは、自民党自身の借金にあると思われます。
自民党には今借金が百二十億程度あります。去年提出の自民党の収支報告書によりますと、平成20年度末の借金は以下の通りであります。
三菱UFJ 34億円、 三井住友 31億円、 みずほ 31億円、 りそな 23億円
合計119億円 です。
去年借金していればその分また上乗せされています。
建物は自民党本部のビルで簿価15億。土地は借り物、資産と言えばこの建物だけですが、国有地の上に立っている古くてでかいだけのものです。その為たいした価値はないと思います。買い手も見つからず、取り壊し費用で苦しむ公算のほうが大きいでしょう。 借金の担保はいれていません。代わりにこれまでは幹事長と経理局長が連帯保証人になっていた様です。その為これまでと違って、自民党は消滅する可能性もあります。これは現実的な心配です。 今回の政権交代で経団連が自民党のスポンサーを降りる姿勢を示している為です。その他の地盤であったスポンサーからの政治献金も入ってこなくなりつつあります。これからまた参院選があります、借金がまた増えるかもしれません。 いくらメガバンクといえども、担保もなしにこれ以上貸し込むわけにはいかないと思います。もし焦げ付いた場合、融資担当者だけではなく、銀行そのものの責任が問われます、その為簡単には追加融資には応じるわけには行かなくなった様です。
そこで裕福な鳩山邦夫議員はさっさと借金まみれの自民党を飛び出して、自分党を作る決断をしたと推測されます。この借金地獄から逃れようとする議員は、鳩山邦夫議員を頼って行くように思えます。

|

« 石井議員に叱りつけられた検察は本当に低レベルになってしまった様です | Main | 小沢一郎氏の軍事知識については相当なものだ »