民主党は労組の支援があるから、公務員の改革は出来無と政権は言うが
民主党は労組の支援があるから、公務員の改革は出来無いとよく政権側の人間は言いますが、それは官僚機構の実態を知っていて、国民に大嘘を言っているのです。
確かに、労組は今回も民主党を支援しています、しかしそれだけで政権を取れるはずがありません。労組に頼った政党は社会党の様に衰退していくだけです。
一番の問題は、高級官僚が若年で地方の要職つくことです。一番良い例が30歳前後で地方の税務所長などの要職に2~3年座りすぐに、本省に戻る仕組みです。これは社会保険庁も同じです。自分の在任中には際立った問題を発生させないために、労使馴れ合いの慣例を作りました。
子供のような年齢の上司に(能力よりただキャリアとい言うだけで)使われるいろんなことに熟知した下級公務員は、そのキャリア官僚がいるときに何事も表に出さず、過させることに、仕事の大半を無駄な労力に使います。またキャリア組は国の地方の出先機関では簡単に課長クラスになり、ただ2~3年間半を押すだけの形式的な仕事しかしません。色々な難しい問題は、下級公務員がなる課長補佐が実質的仕事をし、また泥をかぶることもします。キャリア組が在職中に仕事上でキズをつけないことで、労使の馴れ合いが出来上がるのです。其の事を大にして言わない知事達の言葉は空虚なものです。
高級官僚は、進む道が入省当初から決まっていて、何事も無く無難にすごすことが一番の昇進の道です。これで部下や労組の管理が出来るでしょうか、また其の事に甘えて労組側も勝手なことをしたい放題です。戦後まもなく立ち上がった官僚達は今の体制とまったく違ったと思います。もう一度すばらしい官僚や公務員をよみがえらせて、この国を奇跡の復興を成し遂げた時の様に、民間とともに知恵を出しあって官民上げた日本の回復を期待します。