ソマリア沖の海賊対策に我が国の自衛隊が出兵して良かったのか
ソマリア沖の海賊対策に我が国の自衛隊が出兵してから、新型インフルエンザ問題がおきあまり報道機関で取り上げられなくなりました。
しかしこの様なときこそ忘れてはいけません。
国会事前承認のないまま我が国の軍隊が海賊対策の名のもとに何処にでも行く道が開かれてしまった事です。この結果これからはテロリスト対策の名のもとに何処の地域にも出かける事が出来る危険性が出てきました。
我が国には海上保安庁が所有しているしきしまがあります。
排水量6500tはイ-ジス艦こんごうと同等の大きさです。
しきしまの性能は公表されているかぎりでは対空35mm連装機関砲2門 RFS操作式の20mm機関砲2門
海上自衛隊のはつゆき型護衛艦などでも現役で使用されているOPS-14二次元対空レーダーです。
これによりレーダー誘導、センサー誘導による精密な対空対水上の射撃が可能で、テロリストや海賊が使用する小型高速船やヘリコプター民間航空機による攻撃に十分な、全天候型の戦闘能力を備えていす。
また、大型のAS332ヘリコプターを2機搭載していますので、それを使用することによって周辺海域の哨戒を行なうことが出来ます。
一番しられていないのはしきしまが
東南アジア諸国に毎年のように赴き、シンガポールやインドネシアなどと合同での海賊対策訓練などを行なっていることや、航続距離が20000海里以上と非常に長く、ヨーロッパから日本までオーストラリア南部回りで寄港無しで航海することが出来、構造は巡視船で唯一の軍艦構造で、多数の水密区画に分けられている事です。
更に、大型であるため携帯用のミサイルやロケット砲数発程度に耐えられる構造に成っていて、アメリカ軍から偵察衛星による航海の安全を守るための情報支援が得られます。
かつてフランスから日本へのプルトニウム輸送の時、海賊やテロリストからの護衛の任務も果たしています。
このことから最初には海保を出動させるべきです、それでも駄目なときに海自と連携をとって行動するべきと思うのですが。