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国家の危機に直面しながら政治時空白を作る政権

今、自民党の総裁選挙が始まってしまいました。
今、わが国が本当の危機に直面している時に政治空白を作り今回ほど酷い茶番劇を見せられるとは流石に予想できませんでした。
現在のわが国の危機的状況を、作ったのは政権をずうっと担ってきた自民党です。過去総裁選のたびに日本を良くする為に改革しますといって何もしなかったのは(前より悪い法律を作った事もある)誰の目にも明らかです。
よほど、官僚の離反が怖いのか、(実際の政権運営は官僚が、やっている為)全く自信が無いとしか思えません。
ねじれ国会が悪いとよく批判する、評論家や与党関係者がいますが、年金の不備一つとっても、民主当の頑張りが無ければ明らかなならなかったのです。
先進国の高速道路は殆んど無料ですが、日本で主張すると財源の裏づけが無い空論と、官僚のマインドコントロ-ル的与党議員の主張に、殆んどのマスコミや評論家は同調してしまいます。
物流コストが先進国の中で一番高い日本は高速道路の有料のために、経済成長が大きく妨げられています。
そのため、あわてて政府は高速道路の割引を始めました。これが、高速無料化が有効であると政府みずから認めて様なものです。
まもなく総選挙が行われますが、この選挙の結果で日本の未来が明るくなるか、江戸幕府の終末状態が長く続くかが決まります。

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